
アルバムに耳を傾け始めると途中で席を立つことなど
とてもではないけれど出来なくなってしまう。
とてもではないけれど出来なくなってしまう。
どの歌も丹念にそして丁寧に磨き上げられ、かけねなく美しい。
そこにKAZZ.Mの世界観でもある優しいまなざしと切なさが織りなす。
そこにKAZZ.Mの世界観でもある優しいまなざしと切なさが織りなす。
アルバム1曲目「Prologue」
アコギ一本のインストで幕が開く。
シビアなレコーディングクオリティーに応える確かなテクニックで
響きがたまらなく美しい。師である岡崎倫典氏に請われ
同じステージで演奏された曲。
(6曲目 「遠い日の花火」もインスト)
アコギ一本のインストで幕が開く。
シビアなレコーディングクオリティーに応える確かなテクニックで
響きがたまらなく美しい。師である岡崎倫典氏に請われ
同じステージで演奏された曲。
(6曲目 「遠い日の花火」もインスト)
2曲目の「HORIZON ~地平の果てに~」と5曲目の「東京発」は
シングルCDとして既発売であるけれど、これは綺麗にリマスタリングされ
より聴きごたえのあるサウンドに生まれ変わっている。
シングルCDとして既発売であるけれど、これは綺麗にリマスタリングされ
より聴きごたえのあるサウンドに生まれ変わっている。
マイケル・ヘッジスを聴くなど自分の音に常に新しいサウンドを
取り入れるべく挑戦した音作り、曲作りには感心させられる。
取り入れるべく挑戦した音作り、曲作りには感心させられる。
「東京発」はKAZZ.Mが最も作りたかった歌と語る曲。
かぐや姫をリスペクトした歌。You Tubuにもアップされ自作の
映像と共に楽しむことが出来る。70年台という「時代」に敬意を表した、
そうも言えないだろうか。
かぐや姫をリスペクトした歌。You Tubuにもアップされ自作の
映像と共に楽しむことが出来る。70年台という「時代」に敬意を表した、
そうも言えないだろうか。
3曲目と7曲目、また9曲目も友に捧げるとも言うべき曲。
レビューによるとプロとして現役で活躍されている山内和義氏が
本作を全面的にバックアップされているが、当時4人で同じアパートに
部屋を借り住んでいたのだそうだ。そんな懐かしさや思いが溢れている。
レビューによるとプロとして現役で活躍されている山内和義氏が
本作を全面的にバックアップされているが、当時4人で同じアパートに
部屋を借り住んでいたのだそうだ。そんな懐かしさや思いが溢れている。
僕はそれぞれの歌詞がとても良い味を出していると思う。
「涙流した日々も 自分を恥じて暮らした日々も
笑い話になるさ 風が遠くへ運んでくれる」
笑い話になるさ 風が遠くへ運んでくれる」
「CRY FOR THE MOON サヨナラ言えない
CRY FOR THE MOON あの日の俺の生き方に」 「CRY FOR THE MOON 」より抜粋
CRY FOR THE MOON あの日の俺の生き方に」 「CRY FOR THE MOON 」より抜粋
「地下室の壁 ゆがんだ文字
とりとめのない祈りを綴る
とりとめのない祈りを綴る
お前どこで眠る
魂を置き忘れたままで
To be free To be free yeah
あいつがいつか夢見ていた
そうさここはゲンソウノマチ」 「ゲンソウノマチ」より抜粋
魂を置き忘れたままで
To be free To be free yeah
あいつがいつか夢見ていた
そうさここはゲンソウノマチ」 「ゲンソウノマチ」より抜粋
10曲目に「まほろば」がある。
まほろばとは「真秀ろば」とも書き「素晴らしい場所」
「住みやすい場所」という意味の古詞、と辞書にある。
深く、地底の深いところまで沈み込みゆくかのごときベース音と、
世界中を静かに虹で満たしてゆく感触のシンセサウンドが
地上に居心地の良い手つかずの場所を創りだしてくれる。
まほろばとは「真秀ろば」とも書き「素晴らしい場所」
「住みやすい場所」という意味の古詞、と辞書にある。
世界中を静かに虹で満たしてゆく感触のシンセサウンドが
地上に居心地の良い手つかずの場所を創りだしてくれる。
まさに「風を抱いて眠る」(歌詞より)心地がある。
個人的にはすべてを預け、聴き入ってしまうバラード。
「月の色に 染まる大地
いつか僕は 夢を果たす」
いつか僕は 夢を果たす」
KAZZ.Mによる作曲で詩は「僕」を語る女性だ。
アルバムのエピローグは「SILENCE」。
上質なAORサウンドでしなやかな弦の響きとアコースティックギターが
お互いを探り合い、良さを引き出し合っているようだ。
お互いを探り合い、良さを引き出し合っているようだ。
憧憬は風化することのない貝殻にくるまれ
僕らを温め続け、内側から輝き続けてくれる。
僕らを温め続け、内側から輝き続けてくれる。