散歩するお供はさ、 | パンが焼き上がるとうさぎさんがやってくるのだ breadconfiblogのブログ

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パンを作る、ただそれだけだけれども、やりたいことやらなければならないことは沢山あります。それをひとつひとつ叶えていこうと思います。本や映画もそのひとつ。うさぎさんを可愛がることは、ボートを漕ぎ出すように僕を押しすすめてくれることなのです。

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たとえば、
本格的に何かをするには多少覇気が足りず
気乗りがしないけれど
少しはマシな気分になりたいな、なんて時は
肩の凝らないエッセイ集がいいんじゃないかな
と僕は思ったりするのですよ。

これを一冊抱えて
近くの喫茶店なり、公園へ行くわけです。

僕だったら自転車をギコギコこいで
行きますけれど。

で、
お茶か、コーヒーを 「マグボトルタフマグ」
っていうそのまま口をつけて飲める水筒にいれて
持って行くんです。

なんかね、ちょっとピクニック気分。

この浮かれ方がなかなか、おつなんです。

さて、「村上ラジオ」は
もともと雑誌「an an」に書かれたもので
肩の凝らない内容なんです。

一言で言うと、「読むラジオ」
って感じでしょうか。

では一節だけご紹介を。

「心の中心にはいつもあの小さなラジオがある・・・
アルマ・コーガンの古い歌をどこかで耳にする度に、
11歳の少年の感じた風のそよぎや、
甘い草の香りや夜の底知れぬ深さが、鮮明によみがえってくる」


「音楽っていいですね。
そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、
その物語と結びついた
深く優しい個人的情景がある。この世界に
音楽というものがなかったら、僕らの人生は
もっともっと耐え難いものになっていたはずだ」

   「村上ラジオ」より

ベンチを温めている時間が
とっておきの時間に変わる手品が
ここにはある気がするんです。