ベストパン☆2010と冬の花火
ベストパン☆2010の発表
がありました。
ブレッド&サーカスは4年連続のグランプリをいただきました。
関係者のみなさま、ブレッド&サーカスに投票してくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。
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ブレッド&サーカスをオープンして10年以上の時が経ちました。
長かったとも言えますし、あっという間だったとも言えます。
「おいしいパンを焼きたい」
それだけを、手さぐりで一生懸命に考えてきました。
いまだ夢の途中です。
ベストパングランプリの知らせをいただいたとき、震えて感動しました。
わたしは当事者=本人なのに感動しました。
たくさんの方々の拍手が聞こえるような気がしました。
日本人にとってパンとはなんでしょう。
遠い憧れの気持ちをよみがえらせてくれるもの、そうかもしれません。
実用的な保存食で便利なもの、そうかもしれません。
おいしいしあわせ、ちいさなよろこび、そうかもしれません。
誰にもきっと「あ、パンっておいしいものなんだ」と、
はじめて感じた瞬間があったと思います。
わたしにもありました。
その瞬間を、今もありありと思い出すことができます。
小さなガラスの丸いテーブル、幾何学模様の大きなコーヒーカップ、レースペーパーの固い芯、
天上からそそぐ太陽光、背もたれのあるイスにクッション、おおきな紙ナフキン。
「パンって・・・・パンって・・・・おいしい!」と思いました。
わたしは「これには神のサインがあるわ」と思うことがありました。
すてきなもの、うつくしいもの、魅力的なもの、そして「スペシャルにおいしいもの」には、
しっかりと神様の刻印を見るような気がしたのです。
パンておいしい!と思ったわたしは目の前にいる友人に、
「このパンには神のサインがあるわ」と秘密を打ち明けるようにささやきました。
どこかで誰かがきょうもブレッド&サーカスのパンを召し上がっている。
そう思うことが好きです。
そしてブレッド&サーカスのパンを食べている場面や風景が、
誰かのこころに刻まれたらすてきだなぁと思います。
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ベストパングランプリの知らせのときには、
清水美穂子氏はかならず投票者のコメントをそえてくださいます。
このこころづかいには、いつも感謝しています。
多忙を極める清水美穂子氏の、年末の貴重なお時間を・・・・
と考えるとありがたくてありがたくて。
そして数々のコメントの豊かなことといったら!
イメージがたくさんわいてくるすてきなものばかりです。
お客様がブレッド&サーカスでお買い物をしたことを、
こころからよろこんでくださっていることを知り、
ほんとうにうれしい気持ちになりました。
お客様のコメントはまさにたからものになりました。
たいせつに胸にしまいます。
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ベストパン☆2010の発表の日。
冬の花火がありました。
冷たい夜空に明るいまあるい花火。
それはそれはきれいでした。
2010年が暮れていくんだなぁと、
厳しかったこの年をはじめて名残惜しく感じました。
みなさま、ほんとうにありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもブレッド&サーカスをどうぞよろしくお願い申し上げます。
ブレッド&サーカスでした。
