白いシャツを着てをり
芽キャベツをみつけると買わずにいられません。
もうすっかり姿を消してしまいましたね・・・・さみしい。
立春になろうとしているのですから、当然ですね。
春になると「白いシャツ」を連想します。
コットンのパリっとしたスタンドカラーの白シャツ。
まぶしいです。
先日、ある取材で「若い頃の写真、ないですか?」と言われました。
写真に写るのがにがてだったので、ごくわずかしか若いわたしの写真はないのです。
写真を撮ることもにがてで、さまざまな瞬間は自分の中に刻めばいいと思っていました。
今思うと、たいへんに残念です。
どのような瞬間も写しておけばよかった。
今のようにデジタルカメラもなかったですし、しかたがないことですが。
自宅で写真をさがしてみると、モノクロームのずっとむかしの写真がでてきました。
写真の裏に
「白いシャツを着てをり」
と走り書きがありました。
なにしろ白黒写真ですから、ちょっと説明書きをしたのでしょう。
春先の白いシャツがうれしかったのだと思います。
「をり」という表現に、若さというか青さというか、そんなものを感じました。
表情もとんがっています。
わたしはいつのまにか炎のような向上心を手放して自分を知ったようです。
成長しているのですね。
「白いシャツを着てをり」
遠離る若い日。
やっぱりわたしは、今がいちばん好き。
ブレッド&サーカスでした。
