あたし、ちょっと
土曜日にあった、定期的にパンを買いに来てくださるお客様とのおはなし。
お客様はわたしよりずっと人生の先輩です。
週に2~3度はご来店いただいて、必要量だけお買い上げくださいます。
いわゆるレギュラー中のレギュラーのお客様です。
土曜日もいつものようにおこのみのパンをハーフでお買い上げいただきました。
「あさってからでかけるのよ。出先から帰ってきたときにブレッド&サーカスがないと困るでしょう?」
まるで最寄りのデパートにでもちょっと買い物に行くふうなお話しぶり。
でもあさって「から」ということはちょっと留守になるということでしょうか。
「あら、それは一大事。困りますよね!」
「そう。それでいそいで買いに来たの」
「あらあ、ありがとうございます」
「冷凍しておくわ」
「そうですね、そうしていただいた方がよろしいかもしれませんね」
「あたし、ちょっと、タヒチに行ってくるわね」
このときタヒチを「お風呂屋さん?」と思ったわたし。
温泉「タヒチ」。
なぜならお客様がいつもシャワーあびたての雰囲気があったからです。
「タヒチって? お風呂?」
「やだ。ボラボラよ、今回は」
「・・・・・楽園タヒチ?」
「世界中の海に潜ってるの、わたし」
なぜか「ビバ!」という言葉と「さまざまな国旗」が頭の中にあふれてくるわたし。
いつも「わたしにはポリネシア人の血がちょっと・・・」とうそぶいているわたし。
よりによってタヒチ。
あーん、タヒチ。
伝説の楽園、タヒチ。
水上コテージボラボラだってー。
とお客様にココロで訴えました。
人というものは話してみないとほんとうにわからない。
ポリネシア大好きなわたしは涙目になってお客様を見送りました。
うらやましいなあ。
いつもシャワーあびたての雰囲気は、
近所のジムで泳いでから立ち寄ってくださっていたからだそうです。
竹沢うるま氏の写真を見てふたたび涙目になったわたしでした。
みなさまもどうぞ魅力あふれる楽園写真をたのしんでくださいね。
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