砂村かいり著『マリアージュ・ブラン』。

初読みの作家さん。


世界で一番気の合う友人として結婚した奈穂と尊。

元同級生で仲の良い夫婦だが、性交渉も恋愛感情も存在しない。

そんな生活に満足していた2人だったが、少しずつ綻びはじめて…。


LGBTQに当てはまらない、アセクシュアルとか、アロマンティックなどの言葉が出てきました。

なかなか細部まで理解することは難しいなぁと感じました。

誰だってそれぞれに少しずつ違ってるんだから、特定の傾向だけを特別扱いするのは違うかな?という気もします。

自分達が幸せに過ごせるならそれが一番じゃないのかな。


結末はすっきりで、ワクワクする終わり方でした。