妹に誘われて、江戸東京博物館に行ってきた。両国にある施設で、常設展と特別展に分かれ、現在特別展では『豊臣兄弟』を取り上げている。
歴史苦手な私が、今回初めて大河ドラマを見始め、10カ月も頭の中に「豊臣」が居座り続けているのだから、少しは前進したと思っている。
今まで、博物館と呼ばれるところ、じっくりと見てこなかった。歴史的に貴重な品なども「へぇ~」「ふーん」「そうなんだ~」がせいぜいで、これではいけないと猛省しております。そんなわけで今回は音声ガイドまで利用して、頑張りました。
秀吉が伊達政宗に与えた具足を見て
「かつての武将、案外体格が華奢なのね」
と思ってみたり、関白秀吉が後陽成天皇を迎える「聚楽第行幸図屏風」には、ガラスに鼻息を吹き付けるくらい近づいてしまった。6曲屏風1双だそうな。軽く折ってあるのがカッコ良さげである一方、なんとももどかしい。イヤホンから流れてくる解説にあちこちからのぞき込むには人が多すぎて素早い移動が困難だ。その日は休日で混んでいた。なんならドーンと広げて展示して欲しいくらい。それでも秀吉の華やかな功績であることはよくわかる。金箔がまぶしい。存在する人物の1人1人に身分があって気持ちがある。馬もいれば犬もいる。その時代に私が生きていたら、どんな風に描かれていたのかな?現実的な私がいつの間にか歴史に夢とロマンをのせていた。
周りを見ると、小学生くらいの子どもたちも多い。パパママに連れられてきたと思うが、我が家、そんな環境づくり、してこなかったな。今更だけど、後悔もある。かと言って、連れて行ったところで、子どもに何か質問されても答えられなくて恥をかくだけだったろう。
秀吉から秀長への手紙「書状」には見惚れた。農民出身の彼らが、毛筆で立派な文字を書くまでになった。天下統一を果たす人物は努力もしただろうな。今の世で、墨を使って文字をきれいに書ける人、どれほどいるかな。私は慶弔の場で署名を求められ、そこに毛筆ペン、サインペンが置いてあったら迷わずサインペンを選びます。
博物館に1つだけ希望を申し上げるならば、黒田官兵衛、藤堂高虎など著名人の名が説明書きに出てきますが、大河の中ではどなたが演じてくださったか、俳優さんの名前を記載してほしいです。って、これは無理難題で、自分でも笑っちゃう。私の頭の中には、仲野太賀さん、池松壮亮さん、小栗旬さん、がやっと。
ドラマについてもいろいろと騒がれています。どの俳優さんの演技が上手だとか今ひとつだとか‥‥‥。私は初めてということもあろうからか、みなさん素晴らしい。
アンケートに答えて、こちらをいただいたけれど、この2人の笑顔たるや、ずっと見ていられる。最高の1枚を選んだとは思うが、兄弟っていいなと。農民出身の彼らが、織田に仕え、天下統一まで成し遂げる下剋上の軌跡、まだまだ楽しみたいと思った。
