真面目に美術館を堪能した2人ではあるが、そこは姉妹、

「こんなこと言ったら相手に嫌われるかな?」

「ちょっとこれはお下品な発言ではないかしらん」

ってのはない。思ったことを口にする。2人だけでのコソコソ話。それはガイドさん談義となる。

 

 この度大塚国際美術館で、4人ものガイドさんにお世話になった。聞いてよかった、と心の底から思っている。ガイドさんって、すごいなあ。それだけの知識を頭に入れているというわけだ。あの方たちはボランティアなのかなあ?資格も取得しているだろうし、体力だって必要だ。美術館は順路に沿って見て歩くだけでも全長4kmだそう。

 

 まず初めに案内をしてくださったのは男性だった。とても通る声、マイクを通しているのだから当たり前ね。う~ん、心地よいお声で、世界中の有名絵画を鑑賞する旅へといざなってくれた。

「絶対、過去は劇団の俳優さんだよね?」

と言って、妹とクスッと笑う。嫌味ではない軽い手振り身振りが要所に盛り込まれる。タップダンスのような靴音がここぞの場面で1度だけ「タンッ」と響いた。

 

「よどみなく60分解説するってすごくない?」

 

「3番目のガイドさんは次の絵画に進めるのがスムーズだった」

 

「解説の途中で、『今、大阪に来ていますね(真珠の耳飾りの少女)。実際にご覧になった方はいらっしゃいますか?』ってひと言は、観客を引き寄せるよね」

 

 中には背中が少し丸まった、70を超えていらっしゃるであろうご高齢女性も。それでも

「1分でイタリアからフランスにやってまいりました」

なんてジョークも盛り込みながら、スタスタと歩を進める。

 

「マイクの持ち方が独特だったよね」

とそれを再現して私たちは笑う。

 

 失礼だよね。けど、ガイドさんたちへの尊敬の念は忘れない。今後もこういった場所を訪れる際は必ずガイドをお願いしたいと思う。

 

 美術館を出るころには雨も小降りになっていた。バスで高松に移動し、ホテルのチェックインを済ませて、アーケード街をぶらつく。

 

          

海鮮続きのため、こんなものも欲する😋

 

 骨付き肉が有名なようで、それもオーダーしましたが、写真を忘れました。

 

 もう、明日で終わりなんだな。

 

   つづく