夫のお誘いでエスコンフィールドに行ってきた。年に1回はお付き合いする。試合は午後6時からだったので、それまで時間がある。支笏湖に行ってきた。

 

 「シコツ」とは、アイヌ語で「大きな凹地」という意味だそう。そして、思い出されるのが、小学校6年生の時の父との旅行で、白老町を訪れたこと。入口の幅の広い舗装されていない道の真ん中に、不思議な衣装を着た男の人が椅子に座っていた。

「この人が一番偉い人なのかな」

と思いながら、じろじろ見ないようにして通った。12歳の私はとても怖かった。その光景が強烈でそのほかのことはよく覚えていない。それからアイヌのことを理解しようともせず、何十年も過ぎてしまった。

 

 支笏湖を訪れたその日は、平日でもあり、ほとんど観光客もいなかった。海外からの団体さんが旗を持ったガイドさんの後をぞろぞろと歩いていたくらい。

 

 そんなわけで、自然を満喫できた。お天気はたまに薄日が差す程度で、さすが北海道、肌寒かった。。

 

 

 

 

 赤い鉄橋と青い湖面、そのコントラストが魅力的な「山線鉄橋」は北海道で現存する現役最後のものだそう。かつては王子製紙の専門鉄道であったが、現在は千歳市に寄贈されて今の姿となっていると。
 

 
 欧米人がスタンドアップパドルボード(通称SUPだそうな)を楽しんでいた。
 

 

 ビジターセンターでは周辺に生息する生き物、野鳥について知ることができた。野鳥の森もあったけれど、なんだか熊が怖くて入れなかった。

 

 千歳駅からバスで40分ほどのところにあるこの国立公園、9時過ぎに到着し、帰りの便は12時40分。遊覧船などもあったが、のんびり歩き、お昼を食べてゆっくりできた。数十人は入れそうなレトロなお食事処に同じ年頃のご夫婦と私たちの4人だけ。

 

 観光地を訪れて思うのが、

「すごい人混みや行列は嫌だけれど、少ないってのも寂しい」

ってこと。わがままな私だ。そして

「ここでご商売をなさっている人たち、大変だな」

なんて、心配もしたりする。