年に1回の沖縄旅行の過ごし方は最近ほぼ決まってきている。1度訪れた場所、食べ物屋さんをまたまた巡る。ほとんど予定は入れない。

 

「この前行った沖縄そば、美味しかったよね」

 

私の写真の撮り方が下手過ぎるガーン

 

「古宇利島、きれいだったから又行ってみる?」

 

こちらは開放的でいつもきれいラブ

 

 この度の沖縄旅行では、1つだけ予定を入れていた。昨年オープンした『ジャングリア沖縄』というテーマパークだ。1日は疲れるだろうと、14時からの半日チケットを購入し、話題のダイナソーサファリとかいうアトラクションも予約した。
 
 その日、レンタカーを運転する夫、道に迷った。案内板も少なくて、オフィシャルサイトの道案内も現在地をうまく入力できず、結果グーグルさんにお世話になる。現在地だって即座に把握してくれた。
「まぁ、2時過ぎてもいいもんな」
などとのんびりムードでたどり着く。
 
 ところが、夫がやってみたいと言っていたアトラクション、2時半までに抽選に参加して、当選しないとダメだったので、乗ることができなかったという結末。悪いのはこちらなのに、わがまま夫はスタッフさんに向かって
「これのためにわざわざ東京からやってきたのに、なんだよなぁ~」
って言っちゃう。
「大体から案内板も良くわからなくてそのせいで遅れた。2時に着いていたらできたかも」
って、さっきは遅れてもいいって言ってたのに。
 
 ひたすら詫びるスタッフさんに申し訳なく
「違う、違う。私たちがちゃんとサイトを見てこなかったからいけないのよ。システムを理解していなかったから。すみません……」
私は夫の袖を引っ張ってスタッフさんに頭を下げた。
 
 さてそこから、予約なしのアトラクションはすべて1時間以上待ち。パーク内はどこもアップダウンの続く道。夫は
「もう帰ろう」
と言い出す始末。駐車場代だってかかっているし、入場してまだ30分だ。せっかく来たことだし、5時半にはこのパークの一つの目玉でもあるダイナソーサファリを予約してあるのだから、なんとかそれまで夫を引き留めなければ、と私は必死だった。
 
 それからは、夫を近くのベンチに座らせて、自分が待ち時間の比較的少ないシアタータイプのアトラクションに並ぶ。面白かった。夫だって笑っていた。その後、電車みたいな乗り物に乗って移動しながら、なんとか時間を潰し、お目当てのアトラクションに参加することができた。そして、ご飯を食べる予定にしていたが、早々に退散してしまった。
 
 その頃には夫のご機嫌は回復していた。
「沖縄の若者はみな県外に出てしまうから、このジャングリアを大きくしてディズニーランドを目標にしたいみたいだよ。そうして生まれ育ったこの地でみんなが仕事ができるように。だからオレはジャングリアに頑張ってほしいんだよな」
 
「どの口がおっしゃいますの?」
 
 これは予習をしなかった私たちのミスだ。周りのお客さんを見ても若い人、家族連れでいっぱい。私たちのような高齢者夫婦はまず見ませんでした。いらっしゃったとしても子ども家族に連れられて、孫のために頑張るおじいちゃんおばあちゃんだったかな?
 
 私たちに1時間以上の待ち時間はきつい。スマホを使いこなして抽選予約参加はやっとやっとの作業。サクサクとはいかない。
「ごめんなさいだけど、私たちはもう来られないかな?」
 

気持ちを反映してか、写真も寂しげえーん