人生で初めてホワイトオムレツを食べた。
私は50歳になる前くらいからコレステロール値、特に悪玉が高くなった。卵、魚卵など、控えてみたが、一向に変わることもなく、少しずつ上昇を続けていた。しばらく担当医を悩ませていたが、ある時
「beachanさん、これはもう危険レベルです。お薬に頼りましょう」
ついに宣言が出された。
そうして私は服薬をしながら、卵も魚卵もバターも食べるようになった。あ、以前も完全除去していたわけではなかったが、ここのところ、「タンパク質が大事」と言われ、それらをむしろ積極的に摂取するようになったということだ。値は安定している。
沖縄で、以前から気になっていた「ホワイトオムレツ」を注文して、人生初めて口にした。私が小さい時にはこんなメニューはなかった。私が連れて行ってもらえるレストランには‥‥‥。ホワイトオムレツは高タンパク低カロリー、低コレステロールですって。あっらー、もう少し早く知りたかったわ。
ふわふわで、お金持ちの奥様になった気分。アオサが入っていて、おいしゅうございました。
ところで、孫Aくん、卵アレルギーがある。今では治療?の効果か、身体の成長からか、だいぶ落ち着いてきた。
長男も義娘も食物アレルギーとは無縁で育ってきた。
「なぜこういうことになるの?」
生後ひと月で判明し、結構な重症度であった。親である2人はとても心配し、不安にもなったことと思う。
「卵アレルギーは3歳までに10人中9人がほぼクリアーできます。その残った1割のお子さんの10人中9人が小学校入学までに治るといわれています」
という説明の後、Aくんは残りの1名と診断が下ってしまった。
エピペンを常時携帯し、ママは食事に相当気を遣った。幼稚園の給食の日もAくんはママの手作り弁当だった。私もスーパーでは必ずアレルギー表示をチェックするようになった。細かくて見にくーいあれです。ハムやベーコン、麺などにも卵が使われているなんて知らなかった。今ではその表記が義務付けられたようで、大きくなって便利になった。何度か、危険なこともあったが、ここまでやってくることができてホッとしている。
今では、卵そのものではなく、少し使われているレベルの食品であれば問題はない。また、本人が口にして
「なんか、のどがイガイガするからやめておくわ!」
と判断できるようにもなった。
オムレツ、プリン、ケーキ、卵料理には子どもにとっておいしいものがたくさんあって、それらが食べられないのはかわいそうな気もする。が、そのおいしさを知らないのは逆に幸か。大人になってからの食品アレルギーは大好きだったものが突如食べられなくなることもある。それはそれはショックだろうなぁ。
それに、卵を食べなくても世の中には栄養のあるおいしい食べ物が山ほどあって、生きていかれるもんね。
ばあちゃんのコレステロールなんて、なんくるないさぁ。それより、食べ盛りに突入した孫Aくん、元気で大きくな~れ!
