実父が亡くなってから私は涙のひと粒もこぼしていない。何回もブログに書いたと思う。

「自分は冷たい人間なのかな?」

と落ち込む。というほどでもないか……。まぁ、気になるのは確かだ。だって、周りの友人もブログの中でも皆さんが悲しい思いを文や言葉で表現しているんですもの。

 

 友だち同士でおしゃべりしていた時、1人の友人に

「beachanは、やりきったんだよ」

と言われた。自分を責めるような私の気持ちがちょっと和らいだ。ずっと父に寄り添ってきたとは言えないが、ずいぶんと実家に行ったな。そのたびに

「あ~来た来た!beachan、おとうちゃんが待ってたんだよ」

と母に言われ

「おかあちゃん、あんなこと言って‥‥‥。『beachan来ないね、来ないねぇ』って言っていたのは自分じゃないか」

と父が言う。そんな両親のやりとりにも私はうれしくなる。

 

 そのような時間は2度とこないと思っても涙を流すことはない。そしたら、もう1人の友人も

「そうよ。beachanは後悔がないのよ。一生懸命尽くしたんだと思うよ」

って言ってくれた。そして、その後に

「私もマロンが亡くなってもいっさい泣いてないの。十分にお世話したからなのかな?って思ってる」

 

 マロンは彼女が飼っていた犬だ。ペットも家族の一員とは分かっている。私だってわかってはいるが、なんだかなぁ。彼女がそう思うのはわかる。でも例として口に出すのはいかがなものか?

 

 父と犬が 同じって、なんだかなぁ。