あけましておめでとうございます。
みなさまにとって素敵な年になりますように。
そして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、結婚して初めて、年明けを1人で迎えた。というのも、夫が年越しスキーに出かけてしまったから。申し訳なさそうにしていたが、行きたそうな気持ちが前面に出ていたから私は
「どうぞ~」
と快く送り出した。
12月半ばの心房細動手術は無事に終えたのだが、さすがに2度目ということで夫はしょげ返っている。加えて父(私にとっての義父)の認知症で、ストレスをためているようだ。父の行動に、一喜一憂して振り回されている。
「それが認知症というもの」
と言いたいが、
「オレはそんなに賢く受け止められない」
と言われそう。
昨年の冬至には夫はお風呂をきれいに洗い、お湯を張り柚子を浮かべてきた。ところが翌日
「オヤジ、お風呂どうだった?」
と聞くと
「面倒くさいから入らなかった」
と言われ、怒りは最高潮。そして、それがこちらにも波及するから、困る。
なんだか、いつもイライラしている。すぐに怒る。これは男性更年期かもしれないが。例えば
「大丈夫?」
と私が声掛けをしたとする。お坊ちゃん夫は以前までは喜んでいた。が、この頃は時によって
「そんなに年寄り扱いしてくれるな!」
になる。もうね、どこに地雷があるかわかりませんよ。
ということで、年末の夫の担当の玄関回り掃除(それだけ)が私の役目になろうとも、自分のペースで行動できるのはありがたい。掃除やおつかいの途中でも
「えっ?もう12時だわ。お昼どうしよう‥‥‥」
と気を揉まなくて済む。なんならカップ麺でも納豆ご飯でも1人ならOKだもの。
実家の破れた障子を貼り替える。義父と実母にもおせちを届ける。いつもよりサクサクはかどる。お墓のお掃除まで行かれたわ。
我が家、玄関のお掃除をした後、新聞紙を拡げて敷いておくのが恒例。せっかく洗っても新年までに土の付いた靴で出入りしたら汚してしまうので、そうすることにしている。そこで、新聞屋さんでくれる古新聞収納用の紙袋から数日分を取り出し、使うことになる。新聞紙って便利だ。障子の貼り替えの時にもそれを部屋に敷いて糊が垂れても大丈夫なようにする。
そしたら、な、な、なんと‥‥‥
新聞紙の間から栄一さまが突然現れた。夫のお金だ。私、そんなことしないもの。私へのご褒美だと思って、しっかり頂戴しましたよ。
さて、この話を帰宅した夫にすべきか否か?それを
「オレのお金だから返してくれ」
という夫ではない。そのままなら、ゴミ扱いされたか、見知らぬ人の懐に入ったか、交番に届けられたか、その行方は分からないが、どちらにせよ、私たちの手を離れたことは確かだ。だから、夫は喜ぶだろう。
いやいや、
「オレ、そんなにボケちゃったんだなあ‥‥‥」
としょんぼりしちゃうかな。
その夫、本日ご帰宅の予定。どっしよっかなぁ……。
