私は子どもを喜ばせることが好きだ。でもフットワークがいい方ではないから、その回数は限られる。
今年もクリスマスパーティーだけは開催！1年に1度、12月24日の夜は大騒ぎの日だ。2日も前のことですが、お付き合いください。
子供向け料理って手間がかかる割に満足度低い
夫から孫へのプレゼントはドンキで買った大量のお菓子を順番に取っていくというもの。私からは毎年、それぞれのサイズを聞いて洋服にしていたが、人数が増えて高額でもあり、今年から靴にした。それでも7人分は結構なお値段となり、きついが、ばあちゃん踏ん張る。
洋服や靴って、パパママへのプレゼント（お助け）みたいで、子どもたちにお礼は言われても大喜びされるものではない。悲しいかな、断然夫のお菓子の方が食い付きがいい。話題にもなるし、記憶にも残る。
昨年、孫Aちゃんがどうしても巨大チュッパチャプスが欲しかったのに、先に孫Aくんに取られて大泣きした。彼女はみんなに我がままと言われても曲げない。しまいにはAくんが譲った。これはずっと語り継がれそうだ。みんなが思い出して
「この前のクリスマス会でさぁ‥‥‥」
となる。
さて、そのあとパパママには、夜中にプレゼントをクリスマスツリーの下に置いておくという作業がある。そういえば、私が子どもの頃は、お部屋にクリスマスツリーなんて洒落たものがあるお宅はあったのだろうか？プレゼントは大体枕元に置かれていた。赤いお菓子の入ったブーツが定番だった。
そしたら、娘が子どもらに聞こえないようにこっそりと
「いつだったか、私のプレゼントだけ新聞紙にくるまれていた。マジックで『さとみへ』って書いてあったけど、どう考えてもおとうさんの字だった」
っていうではないの！私も夫も、おおざっぱ人間だからなあ。今みたいにネットで物を買える時代でもなかったし、子どもたちのリクエストに応えるのに、必死であちこちのおもちゃ屋さんを回っていた。包装にまで手が回らなかったと思われる。それにしても新聞紙って……。ごめん！
その頃から娘はサンタさんを疑い始めたらしい。
今年も楽しく過ごしたイヴの夜。笑える思い出話もあって、めでたしめでたし。