最近、アマチュア野球よりプロの方が面白いかもしれないと思うようになった。はっきり言えば、アマチュア野球がつまらなくなりつつある。それは、野球というスポーツの特異性が大きな要因になっている。
野球は、ピッチャーというメインのポジションがある。団体競技ならば、サッカー、バスケット、バレーボール、ラグビーなど、その一員としてのポジション、役目は必ずある。サッカーでのゴールキーパーやバレーボールでのリベロは分かりやすい。が、野球のピッチャーは特別だ。
孫が野球を始めて、その試合応援に行ってびっくりした。今の小学生の試合ではピッチャー投球数の制限があるらしく、その球数に達したら、交代しなければならない。また、試合時間も限られている。そして、1回の攻撃で得点が〇点になったら、もしくは○分を超えたら、チェンジしなければならない。
そうだよなあ、ピッチャーがストライクが入らなければ、永遠に四球や死球で、点が入っていく。制球力のあるピッチャーがいても野手がしっかり守ってくれなければ、点数はどんどん入って、攻守交替はいつになることやら‥‥‥。そういう意味では特にまだ基本ができていないような小学生にとってはよく考えられたルールになった。私の子どもらが小学生の頃、そんなルールはなかった。23対3で敗北なんて苦い経験もあったっけ。30年ほどで少年野球も変わったなあ。
まだ、キャッチボールもままならない小学生に試合をさせるのは酷だと思う方もいらっしゃるでしょうが、子どもたちはやっぱり試合をしたいし、出てみたい。勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。それらが上達のモチベーションにもなる。
野球って難しい。サッカーならば、ボールがあれば1人練習もできるし、試合もわかりやすい。幼稚園生でも大会があるくらいだもの。ポジションもなくて、団子状態だけれど、それが可愛い。小学生になると、フォワードやディフェンダーなど、どんどん試合らしくなり、完成度が一気に高まる。観ていて応援に熱も入り、大きな声も出る。
野球はなかなかそうはいかない。
「あ~ん‥‥‥」
「またやられちゃったよ」
普通のゴロが、股の間を抜けていく。なんということのないフライが捕れない。勝ちにこだわらず、可愛いという温かい目で見るに限る。が、親となればなかなかそんな優雅なことは言ってられない。
そして、「子どもの腕や肘への負担を考えて、投げさせ過ぎないように」といった記事が新聞に載った。これがまた悩ましい。子どもの将来は大事にしたい。
ピッチャーにおいては
「子どもが今持つ力」を「今最大限発揮する」
これは相容れないことなのか?そこは又次回に!