野暮用で近くまで行き、何年振りかで「都立石神井公園」に立ち寄り、歩いてみた。1時間ほどかかった。自然豊かな公園だ。せっかく行ったのに、写した写真は1枚だけ。ブログもやっていることだし、どこへお出かけしても画像を残してくる習慣は必要だ。私にはまだまだその自覚が足りない。後の祭り‥‥‥。
ここには思い出がある。小学校1年生の秋の遠足の場所だった。本当は、『名栗川』の予定だった。そこは、私の通った小学校地域の遠足としての定番の場所だった。飯能まで電車で行くのを楽しみにしていた。が、台風の影響で川が増水していて危険だから、と変更になったのだ。
その時、私は母親たちの話を聞いた。
「石神井公園って、ただの広い公園よ」
「池があった気がするけれど、1年生がボートに乗ったりできないわよね」
「私は行ったことがないけれど、子どもたちかわいそうね」
「ちょっとした遊具ぐらいはあった記憶があるけど、名栗川がダメだからって石神井公園はないわよねぇ」
私はこういう大人の立ち話を聞くのが大好き。決して聞き逃さない。そして思った。
「しゃくじいこうえんって、どれほどつまらないばしょなんだろう?そんないわれかたをしてかわいそうに」
どうしてこんなによく覚えているかというと遠足の後の作文で
「たのしみにしていた『なぐり川』が、たいふうのせいで行かれなくなりました。せんせい、どうしてもだめですか。さいしょはそうおもったけれど、行ってみたら、しゃくじいこうえんはたのしかったです」
みたいなことを書いたからだ。先生からは赤字でお返事があった。
「たのしかったからよかったね。なぐり川はあぶないので行かれませんでした」
そして、何がそんなに楽しかったかといってもこれと言ってない。それより
「母親たちよ!子どもをあんなにがっかりさせるようなことを言わないでほしい」
と思った。聞き耳を立てていた私が悪いのだけれど。
実際は本当に楽しかったんだもの。お弁当を持って、葉っぱやどんぐりを拾ったり、お友だちとしゃべって笑って、走り回って、おやつを食べて、7歳なんてそれで満足。
私が訪れたその日も保育園、幼稚園、小学校とたくさんの子どもたちが来て、楽しそうに遊んでいた。
『名栗川』結局、行っていないなあ。いつか行ってみようかなあ。大人が行って楽しめる所なのかなあ?
