夫のお誘いで、エスコンフィールドでの野球観戦に行ってきた。夫はファイターズファンだ。
「孫AくんとCくんを、連れて行ってあげたい。けど、自分1人で小学生2人を連れて行くのは自信がない」
そうして、私に声がかかったというわけだ。孫は2人ともセリーグの別のチームファンだが、野球を見るのは好きだ。少年野球を始めてから、愛読書は選手名鑑だもの。エスコンフィールドのショップにも興味津々。
私もこんなことでもなければなかなか孫と旅行もできないし、今後はさらにそんな機会もなくなるだろうということでお供した。特に推しチームはないが、スポーツ観戦の好きな私だ。
飛行機は偶然にもSHO JETで、孫達は喜んでいた。孫 Cくんは飛行機が苦手で
「どうして飛ぶの？おちたらどうしよう」
と言うが、
「大谷の飛行機だから、おちないよね」
って。そうか、子どもの考え方おもしろいな。
孫Aくん、機内サービスのドリンクに水をお願いした。大好きなコーラやジュースもあるのに。そしたら、そのカップが大谷仕様だから、持ち帰りたいんだと。その際に匂いがつくのが嫌だから水だって。細やかな神経の持ち主だ。知らなかった。
が、一方で……。その日、最終回まで試合観戦し、ホテルに着いたのが11時だったので、疲れ果てて着替えただけで寝てしまった。シティホテルには珍しく大浴場があり、私は大喜びしたが、Aくん、結局朝もお風呂入らず、神経の使いどころが不明。
翌朝は千歳川沿いをお散歩した。日本列島、世界に比べれば小さいながらも細長い。北海道はまだまだ寒い。
翌日は札幌まで足を伸ばして観光する時間はなく、そのまま千歳空港に行った。Aくんは以前からコナンの映画を観たいといっていたので、上映時間を調べると、ドンピシャリ！（って、いつの言葉だ？）観客は年齢も性別もバラバラで、その幅広い人気を知る。恐るべしコナンだ。
夫はCくんの希望で温泉へ。ところが、子どもって温泉でのんびりする、って苦手で、早々に退出。
「高い金払って30分だよ。こんなことなら、コナン観たかった」
と夫はがっかり。
今、空港はいろんな施設があって、飛行機を利用しない人々も楽しめるね。
こうして高齢者夫婦と小学生2人の1泊2日の旅、無事終了。