友人のお墓参りに行ってきた。高校時代に仲良くしていた友だちの1人だ。その頃は、もう少し多くの人数でグループができていたが、卒業からなんとなく疎遠になってしまった仲間もいて、結婚後もずっと続いてきたのは4人だった。
進学や結婚や子育て、仕事などなど環境の変化が理由か?それとも高校時代にも既にそりが合う合わないがあったかな?その年齢特有の「誰かとつるんでグループで行動すること」に縛られていたのかな?
さて、その友人は還暦を迎えることなく亡くなった。のこされた3人、それはそれはショックだった。子育てもひと段落つき、
「これからもっともっと会えるね。笑おうね」
「温泉とかプチ旅行でもしようね」
と言っていたのに。
高校時代、男子の目も恐れず、ピンクレディーの振り付けを覚えるべく踊っていたな。部活の休みがそろえば、映画を観に行ったっけ。お姉さんのいる友人からは、お姉さんのデート話を聞いたりした。それは興味深くキャーキャー騒いだ。仲間の1人が当時流行った寺尾聡さんの『ルビーの指輪』にぞっこんはまって、皆でお金を出し合い、誕生日にレコードをプレゼントしたこともあった。今思うと、レコードのプレゼントって昭和ならではで、おしゃれじゃない?
懐かしい思い出に浸りながら、お墓参りの後は3人でランチ。亡くなった彼女も含めてアルコール好きのウチら。ご飯というより、ビールにつまみだ。
まずは飲み比べセットで![]()
飲んでしゃべって笑ってアッという間に日も暮れた。何より楽しい仲間との時間。
「会いたい人に会える時に会う、行きたい場所に行ける時に行く」
これらがどれほど重要か。
今月末に開催されるという部活のOB会、年末でもあり、寒いだろうなぁと迷っていたけれど、昨日出席の返信をした。

