「家に帰ったとき、真っ暗でさぁ。だーれも『おかえりなさい』とか言ってくれる人もいなくてさぁ。さびしいよな」
 
 以前から何回も夫が言っていた。それはテレビで単身赴任の方や一人住まいの方のお話をやっていたときなど。だが、この時点で、自分中心の考えだと彼は気付いていない。
 
 昔は
「そうねぇ」
なんて私も同意してました。子どもらが独立し、私もほぼフルタイムで働いている現在は、そういう夫の言葉にカチンときちゃう。
 
 夏ならまだいい。明るいから。冬の17:30は暗くて、私はまず玄関ドアの鍵穴に鍵を入れるのだってモタつく。当然のごとく
「おかえりなさい」
なんて言ってくれる人は誰もおらず、寒いし、ダウンを着たまま部屋の灯りとエアコンのスイッチ、洗濯物の取り込み、雨戸閉めが最初の作業だ。
 
 夫の帰宅は私の後。既に灯りがつき、部屋もちょっとは暖まっている。と言うわけで、私は夫の言葉に
「私なんて、いっつも真っ暗で誰もいない家に戻るんだよねぇ」
って、心の中で思いっきり言い返す。
 
 ところが、先日の雪。この時期は多少日が伸びて仕事帰りの時間帯でもうっすらその光景が見える。家に戻ると庭に何人(?)もの雪だるま!お出迎えしてくれたと思ったら嬉しくて嬉しくて。近くに住む孫が作ってくれたようだ。いや、ばあちゃんのために作ったわけでないかもね。自分たちが雪遊びしたかっただけかもね。でも私の心は暖まったよ。
 

ちょっとエイリアンみたいだけど、そこが魅力的にっこり

 

 翌日の撮影になってしまい、溶け始めていた。雪だるまって切ないね。

 

 などと呑気なことを言っている場合ではありません。山陰から北海道の日本海側の地域の皆さん、大雪に大変な思いをなさっていることと思います。被害に遭われた方もいらっしゃるし、今後、融雪なども危険だそうです。ただただ無事に春が到来するのをお祈りしております。