孫の夏休みの宿題が結構多いことに驚いた。昔の方が断然多いと思っていた。今ではほんの少しのドリルと自由研究だけ、くらいのレベルと思っていた。

 

 その中で「読書感想文」、これはきつい。しかも低学年で。その昔、自分ももちろん、周りもみ~んな言っていた。

「かんそう文、かこうとするとあらすじになっちゃうよね」

「おもしろい本はかんそう文がかきにくいんだけど」

 

 私は、子どもが

「本って楽しいな」

と思ってくれることが一番大事だと思っている。だから好きな本を読めばいいし、図鑑だって漫画だっていい。

 

 読書感想文って、コツがある。そして、「書きやすい本」がある。図鑑はだめだし、推理小説なんて書きにくい。もちろん、それだって書ける子はいるかもしれない。けれど、2年生でそれを上手くまとめられる子がいたら、それは高い能力を持った子だと思う。

 

 書きやすくて、それなりに形になるのは、いわゆる感動もの、シチュエーションは、学園ものなどがいいかもしれない。もしくは伝記など。そういう本が好きで、文章の得意な子ならいい。が、面白くもない本をやっとの思いで活字だけ追うようにして読み、一部分だけの感想になっちゃう、そんなの意味がない。

 

 低学年だったら読んだ本のタイトルを書いて、〇△×などの印をつける、それだけでいいと思う。それがたった1冊でも。そして、できたら自分がみんなに薦めたい本を1冊選んで、一言でもいいから「何が面白かったのか」「お薦めはどんなところなのか」を書くことが出来たらそれで十分ではないか?

 

 そうそう、小学生の頃みんなで言っていた。

「運動会は楽しいけれど、次の日に作文書かされるのが嫌だ」

「遠足は面白いけれど、作文の宿題って何?!」

「本は好きだけど感想文書けない」

 

 そうして、不得手な子の親はつきっきりで何とか仕上げる。一体誰の宿題なんだかわかりゃあしないわ。