GW最終日、上田城へ行ってきた。

 

 

軽井沢からしなの鉄道で上田へ音譜

 

 私はお城女子ではなく、むしろ、歴史に疎い。自分で言うのもなんですが、体験記憶はいいほうだ。こういう記憶力が歴史とかに生かされれば、もっともっといろいろなことで楽しめるだろうに。成績もよかったろうに‥‥‥。

 

 と、そんな私は「いざ、出陣!」と気合を入れなくては、単なる徘徊に終わっちゃうからね。

 

おっと、こんなところにも六文銭チョキ
 

 「真田幸村って本名何?」

今回、夫と出かけた私はすぐに聞く。でもその質問ならば、ましなほうです。そうそう、歴史上の人物って幼い頃の名前あり、成人してからも名前がいくつもあったりする。その時点で私は苦手なのだ。お一人様、1つのお名前でお願いしたい。歴史上の人物の名前、覚えるのが苦手だ。

 

 さらにこの質問に至っては、最悪。

「ねえねえ、上田城と松本城って別?松本城(上田城)じゃないよね?」

「何言ってんだよ!」

と夫にあきれられる。決しておちゃらけていません。真剣に思ったのです。

 

 もう、お城や歴史に詳しい方々にはお叱りをうけそうだ。

 

 私が行ったことがあるのは、大阪城、熊本城、首里城、今帰仁、五稜郭、小田原城、とそんなところかな?

「あ、緑がきれい」

「お城からの眺め(高いところから)ってやっぱり迫力がある。自分が殿様になった気分」

「こんなところから石を落とすの?」

「お城のからくりって、おもしろいわ」

「土方歳三、私好み」

こんな感想で終わってしまう。

 

お天気は今ひとつですが見晴らし良しニコニコ

 

 今回、しっかりとパンフレットを読み、上映されていたビデオも観て、その地を踏みしめてきた。8千人の徳川家を相手に2千人で勝利した『第1次上田合戦』さらに3万人を相手に2千人で戦った『第2次上田合戦』

 

 世の中の状況等、完全な勝利と言えないまでも落城には追い込まれなかった。そうして真田家の名を世に知らしめたとのこと。

 

 私はこういうところですぐにあまのじゃくになる。徳川家、どんだけアホですか?いや、失礼、どれだけ見くびっていたのか?まさか敗戦になろうとは思いもしなかっただろう。いや、徳川にとっては、どうでもいい戦いだったわけか……。

 

 登場した人物名、戦いの名前、おそらく私はすぐに忘れる。時代背景もよく理解していない。が、どんなに弱くても、どんなに少ない人数であってもしっかりと作戦を考え、総力戦で向かえば、勝利も手に入る。あきらめてはいけない。そして、それによって後世名を残すことにもなる。

 

 一方で、戦‥‥‥。なんでそんなにお山の大将になりたいかねえ?自分の意のままにできる広い領土がほしいかねえ?そこにどれだけの人の命が失われたか‥‥‥。あれから何百年たっても相も変わらず戦争は止まない。

 

 いいことを学んだわ。これが歴史の魅力なのかしら。

 

 そして、鰻を食して帰路についた。

 

私はやっぱりこれが一番チュー