流行りの名前、私が子どもの頃、私の子どもらの頃、大きく違う。さらに、孫世代の今は、性別問わず、呼びやすい、とか海外でも通用しそう、とか字画を気になさる方が多いみたいだ。

 

 私の苗字(夫ですが)、画数が悪いらしい。そんなの調べたことがなかったが、長男のところに第1子が生まれ、名前を考えた時、ちょっと画数を調べてみたらしい。

「名字の画数が悪すぎてどんな名前を付けても凶になっちゃうから、それはやめた」

と言われた。

「ハイハイ、すみませんね」

って、私が謝ることはないか。自分の人生は自分で切り拓く!

 

 私が親の時代は、音の響きとか、親の1文字をどこかに入れる、とか多かったかな。有名人の名前をそのまま付けるとかもあった。男の子なら、スポーツ選手とか。女の子だとドラマやアニメの可愛い主人公とか。

 

 やっぱり私はもう「古い人間」に入っちゃうのかな?キラキラネームはあまり好きではない。そして、「〇之介」とか「〇子」とか、逆に今の時代にかっこいい気がしちゃう。

 

 そういえば、皇室の女性方、皆様「子」がつきますね。悠仁さまとご結婚なさる方、「子」がつく方を探すのは今の時代相当難しい。なんて、余計な心配をしてみる。

 

 先日クラス会があった。12人の女性の中で、「〇子」さん「〇美」さんがちょうど半々だった。が、驚きは「〇美」さんの中で明美さんが3人もいらしたのだ。それはすごい確率だ。

 

 そのうちのお1人、生まれは4月10日。1959年のその日は現在の上皇様、上皇后様のご成婚の日だった。新聞の1面には『皇太子明仁親王殿下』と『美智子様』の文字が並んだ。彼女のご両親は、その明と美をいただいて、「あきみ」ちゃんと名付けることに決めたそうだ。ところが「明美」と書いて「あきみ」と読んでくださる方はおらず、最後は「あけみ」ちゃんに決めたとのこと。更なる驚きは、他のお二方、明美さんも4月生まれだったこと。

 

 「名前は、生まれて初めての親からのプレゼント」と言われる。好き嫌い、音の響き、字画、どんな形であっても親の思いがこもっている。でもそこに時事を盛り込むとは、何だか格好いいな、と私は思った。

 

 中華料理でのクラス会は、丸テーブルに12人全員が輪になれて、ひとしきり名前の話題で盛り上がりましたとさ。 

名前の由来は

 

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