私はスポーツ観戦が大好きだ。実際に観戦したのはサッカー、ラグビーが数回で、ほとんどが野球だ。子どもらが大学まで野球をやったので、アマチュアも含めたら、相当な回数になる。娘のバスケットもだいぶ追っかけたなぁ。その他のスポーツは、もっぱらテレビとなる。バレーボール、バドミントン、テニス、卓球、マラソン、駅伝、体操もその他いろいろと。

 

 夫の仕事関係で、日本ハムファイターズの応援をするようになった。ある選手とも縁があって、個人的に応援していた。それでも年にほんの数回、北海道に足を運ぶくらいだった。

 

 2月のちょうどこの時期は、暖を求めて沖縄に行き、のんびりと観光地を巡っていたが、いつの頃からか、各球団のキャンプ地を訪れるようになった。日ハムはもちろん、タイガース、ジャイアンツ、ヤクルトも。二軍まで追いかけたこともある。

 

 日ハムでは、その選手にどうしても声を掛けたくて、名護のキャンプ地に行き(彼も私たちのことは分かってくれていた)練習後の選手たちが通る所で待っていた。

 

 すると、その選手を待つ間、あの大谷選手が私たちの目の前を通った。その距離1メートル。ひときわ背が高かった。まだまだ初々しくて、身体も細かった。もちろん、当時も期待を背負った二刀流選手として有名だったが、あの頃、誰がここまでのメジャーリーガーになると予想したことだろう?世界が認める、そして多くの人が魅了される選手になると思っただろうか?

 

 私は、上目遣いに彼の顔を見た。そしたら、なんと、なんと、彼がキャップのつばに手をあて、ちょこんと頭を下げたのだ。あれです、あれです、打席に入る時に審判に向けて頭を下げるあの姿です。もちろん、目もあった。私も同じ仕草で お辞儀をした。私はしばらく胸がどきどきした。その後、もちろん、お目当ての選手にもお会いして、応援の言葉を伝え、その年の沖縄は忘れられない思い出となった。

 

 この話を子どもらにしたところ

「おかあさん、それは思い込み!」

と即座に却下。

「よく、コンサートに行ったおばさんがうちわを振って『あっ、今、○○君と目が合った。絶対私のこと見てくれた』って言う、あれだよ」

って。私は

「いやいや、その時、私の周りには誰もいなかったんだから」

と大谷選手が私に向けてお辞儀をしてくれたと今でも信じている。

 

 その数年後、大谷選手の日本ファムファイターズでの最後の試合、『4番ピッチャー大谷』もドームで観戦した。センター前に抜けていくヒットも、しかと目に焼き付けた。

 

 今や世界の翔平。今年も始まった‥‥‥。ドジャースでの1年目、怪我なく、シーズンを終えて欲しい。活躍を楽しみにしている。

 

当時は札幌駅前のグッズショップで

こんなディスプレイされてましたラブ

 

既にこの赤が懐かしいぐすん

今はすっかり青チュー