我が家(実家)にはカードゲームやボードゲームがたくさんあった。商売を営み、忙しかった両親は手軽にみんなで楽しめるものを、と用意したのかもしれない。小さい頃家族でよく対戦した。カードゲームと言ってもトランプでババ抜きをしたり、七ならべをするくらいなんだけどね。ボードゲームは、単純なすごろくから始まり、ダイヤモンドゲームが主流になる。そのうち子どもだけでバンカースなどもできるようになった。その他にも百人一首をはじめ、かるたも楽しんだ。
そこから半世紀以上が経ってもまだ遊んでいるのが『ダイヤモンドゲーム』だ。両親は後期高齢者、
「頭の体操、ボケ防止」
と言いながらも結構真剣に勝ちに来る。たまにアレッ?っていう駒の進め方もあるけど、ハンディとして私は黙って見過ごす。なるべく実家に出向き、参戦する。それだけでも両親は大喜び。ゲームをしているときは、余計なことを考えないで夢中になれて、楽しい時間だと言う。
最近は、孫がちょっとできるようになって、ちょうどいい対戦相手?両親はひ孫とゲームができるなんて思わなかったろうな。私はこれは最高の親孝行じゃないかと、自分を褒めた。
母と孫の対戦![]()
母にとってはひ孫
あたかも天才乳児がやっているみたい![]()
写真って撮り方次第で楽しい。
後ろで娘が参加してます。


