夏休みが近づくこの時期、必ずテレビで芸能人が話題にしている。それは、「夏休みの宿題」についてで、「とっととやって終わらせる派」か「最終日に慌てて何とかする派」か?私が子供の頃からその話はある。そして、ほとんどの方が後者だ。その方が偉いような風潮さえある。
実は私は母が厳しかったこともあり、サッサとすませる派だった。かといって、「8月に入ったら何にもしないで遊べる」なんてこともなく、母から別の課題を出される。今、母とその話になるが母は中学校しか卒業できなかったことに不満を感じていたようだ。田舎育ちで、戦争の混乱期、学びたくてもできなかった時代。周りのお友だちでも高等学校に進学したのはほんのわずかだったらしい。だから、子ども達に「学べる幸せ」を教えたかったのだと思う。その頃の私にはそんなことまったく理解できなかったけど。
さて、最近でこそ、すこ~し「宿題はすぐにやるタイプ」と公言なさる方がいらっしゃるけど、なんだかそれが言いにくい傾向がずっとある。「まじめすぎる」とか「融通がきかなさそう」とか「要領が悪そう」とか?すぐにやって何が悪い!
もちろん、やるべきことを後回しにして何の心配もせず集中して遊べる子を私はすごいと思ったし、数日で何かを仕上げられる人も尊敬に値する。
だけど……今の小学生たちに「すぐやる派」がいたら、私は思いっきり頭をなでて、心の底からほめるぞ!
