歳のせいにしてはいけないと思うけれど、最近ドキドキはないわぁ。人間ドックの結果見る時とか……?と、そんなわけで、若かりし頃の思い出です。

 

 今でも「ウインクゲーム」ってやったりするのかな?私、学生時代にやりました。

 

 10人ほどで、輪になって座ります。お隣さんとは、そこそこの距離をおきます。トランプカードを人数分用意して1枚だけエースを入れ、裏返しで全員に配ります。配られたカードを人に見られないよう、それぞれ自分で確認します。エースを配られた人が、「キラー(殺し屋)」となり、ウインクで、1人ずつ殺していくのです。キラー以外の人は、誰がキラーかを当てます。自分がウインクされたと思ったら、カードを表にして「殺されました」表示をします。もちろんだけど、殺された人に発言権はありません。もっとルールがあったかもしれない。発言は1回限り、とかね。

 

 殺しやすいのはやっぱり正面辺りに座っている人……。だけど、そこから順番に殺していっては他の人に見破られてしまう。お隣さんを殺すのは至難の業。キラーであってもキラーじゃなくても始まった直後はみんな、しばらく下を向いていたり、逆に即座に数人がバンバンとカードを裏返すこともあったりで、そんな時は

「おーっ!」

となる。心理作戦あり、テクニックあり……。わかりにくいウインクもあったりして、あとから盛り上がった。

「おれ、一生懸命にウインクするのに○○ちゃん、全然気づいてくれないんだもん」

とかね。それって、告白したのに振られたみたいだね。逆にウインクされてもいないのに、勘違いしてカードを表にしちゃう人もいる。それが余計にキラーをわかりにくくする。キラー本人は

「えっ、私、あの人にウインクしてないんだけど、まっ、ラッキーかな」

なんて。

 

 そして……何と言ってもめっちゃウインクの上手な子のそれって、かっこよくて男女問わず憧れる。さらに、自分だけに向けられるわけだからそれはそれはドキドキする。

 

 今ではスマホで自分好みの架空の人物を作り上げ、疑似恋愛もできるんでしょ?だから

「これのどこが面白いの?」

と思われちゃうかもしれないけど。私は誰がキラーかと、見渡していたら、たいして興味もなかった彼に不意にウインクで殺され、それに魅了され、完全に心射抜かれたわ。

胸がドキドキしたこと

 

 

 

 

 

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