名作ホラー映画の続編『ドント・ブリーズ2』見た! | ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

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脚本家、演出家であるブラジリィー・アン・山田の活動日記です。主に、カレーや映画や変なグルメや宣伝のことを書いております。

 

傑作だった『ドントブリーズ 』の続編『ドントブリーズ 2』を見ました。

 

1では、強盗目的の若者を盲目の老人がやっつけるというホラーでありながら、

どこか痛快な内容だったところから、

後半に急展開し、ど変態の胸糞ホラーへと転調するのが、

すばらしい作品だったのですが、今回の2はどうなることやら。

 

 

<ネタバレあり>

 

 

2では、あの胸糞老人がヒーローになる?という噂が流れてきてきて、

やや不安だったのですが、その不安は8割的中しました。

 

今回もまた1と同様、

臓器目的の誘拐犯たちが老人の娘を狙っているかと思っていたら、

実は娘の父親でしたという見事な転調。

(老人は娘を誘拐していたのでした。あいかわらずの胸糞ヤローです)

しかし、何か様子がやべーぞと思ったら、

臓器移植が必要となった母親が娘の心臓を狙っていたという急展開。

 

こうなったら、まだ老人の方がマシ!(マシなだけよね!?)ということで、

胸糞老人が両親から娘を奪い返すという、応援していいのか、

ひとまず応援するしかない!、というわけのわからない展開。

 

最後の最後で、名前を聞かれた娘が「名前はまだない」なんて言ってくれたら、

女の子の再出発の物語と捉えられたけど、

ここで、老人のつけた名前を名乗ってしまうのだから、

産みの親より育ての親ということなのか?

 

そんな悶々とさせることも、監督の狙い通りなのかもしれません。

恐ろしい映画や。

 

 

とにかく1見ないと、2見てもしょうがないので、1見てください!

 

 

1は名作です。