お嬢さん | ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

脚本家、演出家であるブラジリィー・アン・山田の活動日記です。主に、カレーや映画や変なグルメや宣伝のことを書いております。

 

 

 

ずっと気になっていたけど、

片言の日本語で官能小説を読む映画」という情報が、

 

どーいう趣味嗜好なんだ?

 

と見るのを躊躇していた『お嬢さん』でしたが、重い腰をあげて、ついに見ました。

 

 

 

<ネタバレなし>

 

貧しい村で育った少女が詐欺師の男と手を組んで、日本人のお金持ちの住込み女中となって、

世間知らずのお嬢さんの財産を奪ってやろうという計画を立てる。

これが第一部。

 

ここから二転三転していきます。

各人の思惑が交錯し、すげえおもしろい。

 

『片言の日本語で官能小説を読む』というのは、

ひとつのディティールにすぎないので、そんなに気になりません。

 

韓国の俳優さんが日本人役を演じているので、

日本語のイントネーションがひどいのですが(すっごくがんばってはおりますけど)、

これが逆に不思議な異国情緒あるエロさを醸し出してます。

 

スッキ演じたキム・テリが

若かりし頃の洞口依子さんに似てて、ドキドキしました。

 

 

なんだかエロい洞口依子さま。

 

 

 

詐欺師の男の”最後っ屁”もよかったなあ。

「◯◯◯を守れてよかった」というセリフもイカしている!

 

さすが、パク・チャヌク監督。

すげえおもしろかった!

 

 

 

パク・チャヌク監督といえば、『渇き』もおすすめです!

 

 

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