海外の超富裕層は日本の地方には行きたくない | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

円安の影響もあり、昨年2025年はインバウンドが約4,268万人で過去最高となりました。普段から街中でも外国人旅行者を本当によく見かけるようになりました。最近ではツアーではなく個人旅行で、SNSなどの情報から日本の地方にまで外国人旅行者が増えてきています。

 

それでは、超富裕層の人たちも日本の地方に行き、観光地化されていない日本ならではの景色や原風景を楽しんでいるのかと言うと全然違うのだそうです。

 

彼らはそもそも、普段は複数の都市部に暮らしながら、経営、投資、社交と国内外を飛び回っている人たちが大半です。そしていろいろな世界を見て回るのは、彼らにとって「オン」の時間であり、「オフ」はそうした移動や都市の喧騒から離れ、家族やパートナー、気の置けない友人たちとただゆったり一つの場所に留まり、お気に入りの美しい雪山や湖畔、ビーチといった自然に癒されながら過ごす時間を大切にしているのです。

 

つまり、「何もしない贅沢」が彼らの求めているものなのです。できればホテルからも一歩も出たくない。だからレストランやバー、スパやプールなどの施設もホテル内に必要で、スキーやマリンアクティビティをする場合も、スキー場隣接やビーチフロントといった点が重視されます。

 

そうすると、「おもてなし」に優れちょっとだけ贅沢に見える日本のホテルや旅館よりも、こうした機能と格式を備え、プライバシーが保たれ、リゾート地にある使い勝手が知れている外資系ラグジュアリーブランドホテルであるザ・リッツ・カールトンやパーク ハイアットがその選択肢となるのです。なので、「日本の地方にはいいホテルがないから行きたくない」と言う海外の超富裕層が多いのが実態の様です。

 

それでも、我が国にも帝国ホテル、オークラ東京、ホテルニューオータニの「ホテル御三家」、長野県の上高地帝国ホテル、三重県の志摩観光ホテルといったクラシック・ホテルもあります。パレスホテル東京、ザ・キャピトルホテル 東急、箱根町の強羅花壇などに加え、「星のや」や「ふふ」などホスピタリティが魅力のホテルや旅館もあります。こうしたホテルや旅館はミシュランガイドの「ミシュランキー」を得るなど世界的にも評価されています。また最近では日本特有の風情や旅情を理解し、旅館や古民家を好む外国人観光客も増えているのも確かではあります。

 

私も以前はよく仕事も含めて海外旅行に行っていました。しかしその過ごし方は海外の旅行者、特に富裕層とは全く逆で、せっかく来たのだから出来るだけ多くの観光地を巡って、朝から晩まで動き回っていたものでした。これは国民性の違いも大きく影響しているとは思いますが、そもそも旅行に対して求めていることも、お金と時間の使い方にも違いがあるからなのでしょう。

 

自分も時間とお金に余裕を持てて、海外の富裕層のように海外旅行で1泊10万円するホテルにずっと籠って、ゆっくり時間を過ごすようになりたいかな。いや、そんなことはちょっと想像ができませんね。