サグラダファミリア完成へ | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

海外旅行で行ってみたいところはたくさんありますが、その中の一つがスペインのサグラダファミリアです。特に、建造中の状態を一目見たいと思っています。まあ、完成までまだまだ時間はあるから大丈夫と思っていましたが、実はそうでもなさそうです。

 

最近、「サグラダファミリアの完成が間近である」と報じられるようになりました。完成時期については報道によって情報が若干異なるものの、その背景にはいくつかの要因によって完成時期が早められているとのことでした。

 

当初、完成までに300年以上かかるとも言われていたサグラダファミリアの工期が大幅に短縮された最大の要因は、現代の建設技術の進化です。ガウディが残したわずかな設計図や模型を基に、コンピューターによる3Dモデルを作成することができ、複雑な曲面や構造を正確に再現できるようになりました。また、工場で石材をあらかじめ加工し、現場で組み立てるプレハブ工法が導入され、建設スピードが格段に上がりました。さらに、最新のクレーン技術で重い資材を効率的に持ち上げ、正確な位置に配置することが可能になりました。

 

サグラダファミリアの建設資金は、着工以来、個人の寄付や寄進によって賄われてきました。しかし、近年は世界中から訪れる観光客の入場料収入が主要な資金源となっています。そして観光客の激増により、潤沢な資金が安定的に供給されるようになったため、工事のスピードを上げることが可能になりました。

 

サグラダファミリアは、設計者であるアントニ・ガウディの没後100年にあたる2026年の完成を目指していました。これは、長年の建設に一つの区切りをつける象徴的な目標として掲げられていました。ただし、主要な塔(イエス・キリストの塔)の完成が2026年になる見込みであり、全体の完成はもう少し先になるという見方が優勢だそうです。

 

それは、新型コロナウイルスのパンデミックにより観光客が激減し、一時的に資金難に陥ったからです。この影響で、当初の2026年完成予定から延期されることになりましたが、その後の観光客の回復により、建設は再び加速しています。

 

現在の状況ですが、2026年にメインとなる最も高い塔、イエス・キリストの塔の完成を目指しています。この塔が完成すると、サグラダファミリアはドイツのウルム大聖堂を抜いて世界一高い教会となります。そして全体の最終的な完成は、未着工の最後のファサードである「栄光のファサード」と、それに続く大階段の建設を含めて2034年頃になるとの見方があります。

 

ちょっと安心しました。現時点で来年に完成してしまうことはなさそうです。それにしても、サグラダファミリアはガウディの精神を継承しつつ、現代の技術と安定した資金供給によって、当初の予想をはるかに超えるスピードで完成へと向かっているのですね。すごいの一言です。近いうちに必ず一度は見に行ってみようと思います。