高校の現実 | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

先日、埼玉中小企業家同友会

共同求人委員会主催の「高校生就職指導者の

企業研究会」に参加しました。要は

県内高校の先生と中小企業の経営者の

情報や意見交換の場です。埼玉県の

教育局の方々も来られ、総勢100人に迫る

大きな会議になりました。

 

第一部は県内企業の事例報告があり

「中小企業とは」と言う切り口で、高校生の

雇用や入社後の育成に関する報告が

ありました。

 

第二部ではグループ討論会が行われ

「若者の成長を助けるにはどのようなことが

出来るのか」と言うテーマで、企業側と

学校側の意見交換が行われました。

 

その中で、今の高校生でいわゆる

底辺高(まずい表現でしたらごめんなさい、

しかし実際に先生が言っていた表現です)と

言われる学校の生徒は、家庭環境が

良くないため、義務教育の中学校までの

基礎ができていない子が一定数いるそうです。

 

報告の中であったのですが、新卒の高校生が

入社式に着て来るスーツを買うお金がない、

入社式会場までは連れてきたが、帰る時に

切符を買うお金を持ってきていない、と言う

ことが実際にあったそうです。

 

あまりにも驚いたので、そんなことあるんですか

と聞いたところ、ある高校の先生は、それは

別に驚くことではないとおっしゃいました。

 

これを聞いて企業側の参加者は本当に

驚きました。もちろん大多数ではないと思いますが

子供の貧困がそんなに進んでいるんですね。

 

また、子供たちのレベルが年々下がってきている

のは本当だと話していました。その原因の

一つが貧困に悩む家庭環境の影響ですが、

どうやら親の教育にも問題がある様です。

 

今の親は子供に間違いや失敗をさせないため

間違わないようにレールを敷いてあげる傾向が

あるそうです。もちろんすべてではありませんが

結構あるそうです。なので、子供の進学先や

就職先を決めるのも親が決めてしまうことが

多々あるとか。

 

「オヤカク」って言葉を初めて聞きました。それは

学生に「親御さんは内定を承諾することに

賛成してくれていますか」と確認したり、

時には企業側が親御さんに直接内定承諾の

確認を行ったりすることだそうです。

 

そういう子たちが社会に出て会社に入って

ちゃんと働けるのでしょうか。かなり難しいと

感じざるを得ませんでした。

 

感じたことは、企業は今後若い子たちの教育を

本当にゼロから、一から行わないとならない

時代なのですね。

 

いつからこの国はこんなにおかしくなって

しまったのでしょうか。落ちこぼれが出ないように

するのは大事ですが、厳しさが足りないと

思うのは自分だけなのでしょうか。

そもそも、教育制度や仕組みがおかしいか

今の時代に合っていないのでしょうか。

 

子供たちは間違いなく日本の未来であり

将来の人材です。このような現状は子供の

責任ではありません。大人たちの責任です。

国政や地域の政治に興味を持ち、一緒に

取組まないと、少子化もしかりこの国の

足元が崩れてしまうのはもうすぐなのでしょうね。