私は学生の時アメリカに留学させてもらうことが出来ました。
元々英語が好きだったとかはありませんでしたが
(どちらかと言うと苦手)、
旅行だけは好きでしたので行くことにしました。
それまで海外旅行経験はたった数回で、あまり深く考えずに
海外旅行気分で留学先へ向かったのを覚えています。
さて、その留学先での生活はどうだったか。
最初は悲惨なものでした。
まず、英語が聞けないし通じない。だから、何をするにも困る。
留学前に少しだけ英会話学校に通ったものの、
現地ではほとんど通用しませんでした。
英会話学校の先生は、こちらの話を一生懸命に聞いて
分かり易く話してくれていたことが良く分かりました。
それでも、英語の環境に3ヵ月いると急に何を話しているか
分かる時が来ると言われて頑張っていましたが、
3か月たってもさっぱり変わらず自分はいつまでも英語が
話せないのではないかと思い始めました。
しかし、それは突然やってきました。4か月過ぎくらいに
テレビドラマのセリフやホストファミリーの言っていることが
“分かる”って実感したのです。
やったー、と思いましたね。それからネイティブの
発音や言い回しを真似て、少しずつ自分が言いたいことが
話せるようになっていったと思います。
しかし、実際に話をするのはそんなに簡単ではなく、
自分が言いたいことが100%伝えたいって思っても
いつでも50~60%くらいしか話せていないと感じました。
でも、1年ほどすると日常会話には問題なく対応できるようになり、
学校も語学学校から大学に入って本格的に
英語で何かを学ぶ段階に行くことが出来ました。
(続く)