サクラマスの色覚 | Anglershighごめのブログ

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鮭用のスプーンとしてアラスカなどで人気の「Blue FOX」のピクシースプーンにはピンクのエッグサックを模したワンポイントが付いています。


このエッグサックカラーはサケマスの卵の色から取り入れているカラーです。

渓流釣りでイクラの塩漬けを使うようにサケマス類には効果的なカラーでもあるんでしょうね。

最初に遡上して産卵するキングサーモンの卵をコーホーやソックアイが好んで食べることからエッグサックフライやこうした造形やカラーが取り入れられています。


鮭鱒の色覚を研究した論文を読むとサクラマスが反応を示す色調は560nm(ナノメーター)400nm、440nmの波長をもつ色なのだそうです。

同じように鮭(白鮭)は520nmを最大に440〜520nmの範囲によく反応するようです。

カラフトマスは同様に520〜620nmの波長の色に反応するそうです。


サクラマスが強く反応する波長である560nmの色は黄緑色、次に強く反応する400nmの波長が示すカラーは紫色、440nmの波長は藍色となります。

意外にも600nm以上の赤系統の色への反応の強さはそれほどでもないようです。


2wayspikyの横島グリーン(UH-GGウミホタル-グリーンゴールド)やBP-GS(ブルーパープル-ゴースト)カラーは特にサクラマスジギングでの実績が高いカラーなのも納得出来ますね(^^)

ジグのカラーチョイスは「絶対」がありません。

1番は自分が自信を持って使えるカラーが間違いありませんね(^^)