有名なプロアングラーさんがYouTubeでロッドを曲げないでファイトするのは楽しくないとか?ロッドを使う意味がないとか?言ってましたが.....果たしてロッドを曲げずに魚とのファイトするのはどうなの?と誰しもが疑問に思う事でしょう。
私も昨年まではロッドを曲げる派でした(^^)
ライズボロンのXXHがこれぐらい曲がると結構な負荷が身体に掛かってます。
こうした曲げるファイトは
ロッドの弾力が使える。
ガイド抵抗によりドラグが強くなる(ラインが出にくくなる)
なので、リールはドラグを酷使しにくくなるのでリールの負荷は減るでしょう?
曲げるスタイルで魚へのプレッシャーを最大限に掛けることができて、アングラーの負荷も軽減されるのが、逆しの字までロッドを曲げた時。
ドラグは強くなるし、ロッドを支えるアングラーにも負荷が掛かりにくいでしょう?
ただし、ここまで曲げればロッドが受ける負荷は相当なもので折れることが多いでしょう。
リールへの負荷は比較的少ない(ドラグが出にくくなる)
対してロッドを曲げないストレートファイトはドラグが出やすい(ガイド抵抗が少ない)のでリールには負荷が掛かるけどアングラーはとても楽ちん。
特筆すべきはPEラインの劣化が少ないことだと思う。
ガイド抵抗を受けながら魚に走られれば、相当なストレスがラインにも掛かるはずです。
ファイト時間が長くなればなるほど、このラインに掛かるストレスは蓄積されてラインが痛むことにつながります。
ストレートファイトは身体とラインには優しくリールには厳しいファイトスタイルだと言えると思います(^^)
ロッドに魚とのファイトでの優位性を考えずにジグの操作性だけ優先させた設計も可能になりますね。
確かにしの字ファイトができるロッドではジグの操作感や感度は大きくスポイルされてしまうと想像します。
私的には、やはりスローピッチジャークでの釣りを楽しむには、ロッドの感度やジグの操作感はなくてはならない要素なんですよね(^^)
実際やってみると、コレが実に楽ちんでした。
ダイレクトに魚を引くことが可能ですから寄せも早いですね!
こんな釣りが可能になった背景には、タックルの進化が大きく貢献してるのでしょう。
強いライン、精度の高いリールを使った上で、ロッドに求める性能はジグの操作性と感度に振り切ったタックルバランスがこんなファイトスタイルを産んだのかもしれませんね(^^)