ディープジギング | Anglershighごめのブログ

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宮城県からの釣り記事配信です!
東北、関東、北陸の面白い釣り、楽しい釣りのワンポイント、新たな発見、気付いた事を書いています!
キーストンフィールドモニター、tamaTVモニター、GOMEXUS Japanテスター東邦産業モニター TSURINEWS、WEBマガジンHEATライター

6/18、かねてより予定していた遊漁船にアブラボウズジギングで乗船してきました。
バディーは鈴木さん。
船中5名でジガーは私達2名のみ。
朝?の暗いうちに舫を解いた船は港を出るとやや北寄りに進みます。

朱に染まる海。
凪良く、ウネリもほとんど無い海況です。
ポイントまでの行程は3時間。
その間、ジギングを珍しがって話し掛けて頂いた年配の餌釣りアングラーと釣り談義でコミニケーション。
当然、餌釣りでは電動リールを使う訳で仕掛けの回収は速い!
私らジガーは如何しても、ただ回収だと電動リールには勝てません。
回収が遅れれば、次の投入ができない訳でジガーのせいで餌釣りアングラーを待たせる事もしばしばです。
中には、こう言った手待ち時間を悪様に言う餌釣りアングラーもいます。
事前のコミニケーションでお互いに理解を深め合っておく事も詰まらないトラブルを防ぎ、楽しく1日を楽しむ為には必要不可欠です。
このシニアアングラーさんはかなりのマニアで伊豆方面のモロコ、カンパチを遠征船でやり込んだそうで楽しいお話をお聞きしました。
お互いにリグやタックルの話で盛り上がります。
三時間の行程がとても有意義でした(^^)

ポイント着くと一投目から魚の反応が出ます。
餌釣りアングラーは仕掛けが馴染むと直ぐにアタリ。
早々に回収に入ってます。

私らジガーは、久しぶりのディープジギングに感覚を掴めず、着底さえ半信半疑(笑)
1流し目は全くNO感度。
この時点で船中に数本の本命がキャッチされています。
確か?2流し目か?
先ずはバディーの鈴木さんにヒット
時間は7:10頃か?
確かに?ロッドティップに生体反応が有ります(^^)
時折、ドラグを出す魚をイナしながら、船上水揚げは7:37。

いい魚でした!
ジグはシークレットレクター700g!
やはりレクター強いですね(^^)

笑ってますが本人は結構なダメージを受けてます(笑)
450メーターから、このクラスをリフトアップするのは流石に容易では有りません(^^)
20キロクラスですが、充分なボリュームが有りました。

バディーの本命キャッチを横目で見ながらも自分の釣りに集中していると、やはりジグの周りに魚の気配を濃厚に感じます。
が乗らない!
そうこうしているうちに、捨て網などに根掛かり!
如何も上手くいきません。
ジグロストしないだけでもラッキーですが、肝心の魚が獲れないのではどうにもなりません。
アシストフックをフロント、リヤ共に替えての4流し目かな?
ジグ着底から、ラインスラック回収、綺麗にタイトになったラインをジャークしてテンションフォールに移行する中、ジグの後方に魚の気配!
フックに絡む様なアタリの後、根がかりの様な感触。
リールの巻きをテンションが張るまで入れて、ロッドをリフトアップ。
あれ?根掛かり?張り付いてる?
リールを巻く!巻く!やはり魚の様です!
ボトムをやや切る様に引き離すと頭を振っているのが手元に伝わってきます!
ここでやっと魚と確信!
が直後から、全くリールを巻けなくなりました(^^)
やっとの思いで二回リールを巻くと、巻いた分以上にドラグが出る(笑)
うーん!キツイ!
ロッドを立てると更に身体への負担は増すばかり。
450メーター先の魚は時折、首を振りながら踏ん張っている様です。
拉致があかないので、ストレートポンピングに切り替えて、やや強引にリールをクランク!
少しづつ本当に少しづつ、ボトムから引き剥がす!
50メーター程ボトムから切り離すと、だいぶ楽に巻けるようになりました。
海上、ウネリが低いので、このままストレートポンピングで回収します。
ジガー5000Pの巻きの強さに助けられて、時折強い引き込みに耐えながらの回収。

ヒット時間は多分、8時頃。
強いハイピッチ501改をグッと曲げ込む魚とのファイトは腰への負担が大きく、回収は楽では無いです(笑)

やっと水揚げ!
時間は8時半頃(^^)
見れば見る程、魚体の模様はシマホッケ(笑)
ヒレの形などは、アイナメなどにも良く似ています。


魚をネットからやっとこさ、引きずり出してぶっ倒れました(^^)
ヒットジグはスピンドルナロー700g
450メーターからのファイト回収はキツイ!
結構なプレッシャーが海面まで続き、身体への負担も大きかった!

普段、重いものって?私には米袋の30キロが最大なんですが、ゆうに超えた感触です。

リヤフックが綺麗に上唇を捉えています。
空虚を見つめるアブラボウズの眼に、一縷の罪悪感を禁じ得ない自分が居ます!
次第に光を失っていく、この眼に何故か?してはいけないことをやってしまった感が強く、この眼を正視出来ませんでした(泣)
それでも、その瞬間はやはり、嬉しさが感情を上回ります。
頭の中をリセットして、次の投入。
5流し目は船中バイト無し。
潮が変わりつつあるな!と感じ、ジグをFB600gに変更した6流し目。
メインラインが綺麗に入って、ボトムを良くとれていると、コレもテンションフォールで魚からの反応。

キャッチしたのは20キロクラス。

コレもリヤフックが顎下に二本入ってます。
流石に一本目が大きかったので、この魚とのファイトは楽楽でした(笑)
慣れってのは怖いですね(^^)

12時で沖上がり。
後半は潮が止まり、魚からの反応はジグ、餌共に弱くなりましたが、船中全員キャッチでめでたしな釣行でした。
かねてより、決めた事ですので、私のアブラボウズ狙いのジギングはこれにて封印。
長く生きるアブラボウズに敬意を表して、もっと大きくなってから釣る事にします!

本日のタックル
ロッド
エバーグリーン社
ポセイドンハイピッチジャーカー
PHPJ501改6.3ft+オシアジガー5000P+SFLカラード3号

同PHPJ600+マーフィックスN4SJワークス+ジガーULT2号
リーダー
DUEL HDカーボン船ハリス16号
アシストフック
パイク5/0ツイン自作