お決まりのパターンは、雲雀野サーフで虫捕りからスタート。
四つ手網で砂浜をバチャバチャしながら、イサダを採取。
付餌用とイサダを砂に混ぜてコマセを作り、牡鹿半島の崖を下りの海タナゴ釣りでした。
昔は釣具屋にも冷凍アミなんて売ってませんでした。
昨年の越喜来のサクラマスの胃の内容物。
コチラの論文にも、サクラマスの食性が書かれていて興味深いです。
イサダ、ウミノミ、キュウリエソ、イワシ、メロードなどが胃に入っているのを良く見ることができます。
魚系を食べて居る時は良いのですが、イサダなどの虫系を偏食して居る時のサクラマスはジグへの反応が鈍いのか?針掛かりしてもバレやすいように思います。
ジグへの当たり方もソフトで突っ掛かる様な激しさを感じられない事が多いものです。
私見ですが、サクラマスに限らず、魚は今、そこで簡単に捕食できて、数も多いもの、少ない労力で捕食出来るモノを選択的に捕食することが往々にして有ります。
すると、その捕食対象に最適な捕食行動を取る様になっていきます。
虫系を偏食する時は魚系を捕食するよりも格段にスローにノンビリと捕食出来るハズです。
その為にジグに対しても同様の行動を取ってしまうのではないか?と考えます。
そうだとすれば、そこからアシストフックのセッティングなどを見直す必要性も出てくるかも知れません。
あの綺麗な紅色の身は甲殻類をたくさん食べているからだそうですが、オキアミなどが主食なのかな?
まだまだ、サクラマスの海での行動は謎に包まれていて興味深いですね!