動かさない事 | Anglershighごめのブログ

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先日の越喜来でのマダラジギング。

鉄ジグマスターの千葉くんに教えて貰った釣りはジグを動かさない!ってものでした(^^)

参考までに千葉さんのタックルは以下の通り。
ネイチャーボーイズ
アイアン フリック アグレッシブ
このロッド、触らせて貰ったけどスローピッチとは一線を画すもの、パワー系ロッドです。
千葉さんのは5103だったかな?
鰤にさえ、強いロッドです。
離島カンパチ用か?
リールはシマノオシアジガー2000PGだと思います。

このタックルで、釣り方はロッドティップでジグを弾く釣り方。
リールの巻きは1/8ピッチ。

私のタックルは
タカミテクノスMOZ623LM
このロッドで1/4ピッチのスロージャークで釣っていました。
活性のある朝のうちはこれで釣れていました。
潮が流れなくなったのか?9時を回ったところから、食い渋り出して、ここから私に釣れてくるのはチビマゾイばかり。
マゾイはフォールに反応良く、食って来るのですが、マダラは違ってました。
もっとスローで無いとバイトしてこない状況でしたね。

現行オシアジガーの2000番の巻きスピードは
2000NRPGは96センチ/1回転ですので、単純に1/8回転で12センチのピッチでジグは上に移動していきます。
しかも、ジグへの入力をほぼリールの巻きで行う様な釣りでしたので、鉄ジグがヒラヒラ動きながら、12センチづつ移動するスローな釣りを展開していました。
アイアンフリックaggressiveの硬いティップだから出来る釣りです。
リールの巻きでジグにアクションをさせようとしても、柔らかいティップでは動きを吸収してしまいますからね。

私の釣りは1/4ピッチの巻きですから、ジグの上昇スピードは24センチ。
12センチと24センチ。
大した違いでは無いのですが、事実、マダラは24センチの上昇するジグの動きには反応してきませんでした。
まぁ1/4ピッチのリールの巻きスピードでもコチラはティップがシッカリと入るロッドな為に、実際のジグの軌道は大きく上下動していた事もマダラが反応し難い要因でしたでしょう。
千葉さんに釣り方を教えて貰ってからはマダラがジグに喰いつくようになりました。
欲を言えば、後は針のセッティングを煮詰めていけば完璧だったでしょう。
小さく上下動をしながら、ユックリと移動していくジグにしか反応しなかったマダラは喰いも浅く、バラシ、ハリに乗らない事も多かったですから、アシストフックも、そんな状況にマッチしたものにセッティングを合わせていけば良かったなと今になって思います(笑)

釣れた時は楽しいけど、勉強にはなりませんね。
釣れない原因を掘り下げて、考える事で引き出しが増える典型的な釣行でした(^^)
東北人にとって、マダラは簡単に釣れる魚のイメージですが、手こずる事もあります。
特にスポーン絡みの場面では、ナーバスで難しいターゲットになりますね。
アフタースポーン期になれば、ごく浅いエリアで入れ食いもあるマダラですが、舐めて掛かると、こんな手強いパターンもありって事です。