【7/15のオリックス】またも初勝利を献上・・・ | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

7月15日(月)
 対ライオンズ13回戦(ベルーナ)

L 3-0 B

敗)エスピノーザ 7勝5敗

 

 ちょっと対策不足が気になる・・・。

 

 先発エスピノーザ、再三ピンチを背負うも力投を見せる。初回先頭源田にナックルカーブを掬われ、ライト線へのスリーベースでいきなりのピンチ。しかし2番岸を高めツーシームで見逃し三振、3番西川もツーシームで、4番山村にはナックルカーブで空振り三振を奪い自らピンチを切り抜ける。2回裏は先頭5番野村大にスライダーをセンター前、6番栗山にストレートをライト前ヒットで無死1・2塁と再びピンチ。しかし、続く7番蛭間送りバントをフライを自ら捕球、8番外崎をストレートでセカンドゴロ併殺打に取りまたもピンチを脱する。4回裏は2死から6番栗山、7番蛭間に抜け球が続いて連続フォアボールで1・2塁。8番外崎の当たりは二遊間への強いゴロも、ショート紅林が追いついてヒットにさせず。しかし6回裏、先頭3番西川にレフトオーバーのツーベースと内野ゴロで1死3塁から、5番野村大にストレートをライトへの犠牲フライで1点を先制される。エスピノーザはこの回で降板。6回を100球6安打3四球6奪三振1失点を試合を作る。

 

 しかし今日は打線が大不振。先発が2度目のライオンズ菅井を捕らえられず。落差の大きいスライダーと球速より速めに見えるストレートでに翻弄され、5回1死までパーフェクト。1死から5番紅林が左中間にツーベースで初出塁するも、6番トーマスが高めストレートに振り遅れてレフトフライ、7番頓宮は追い込まれて最後は高めに入るスライダーに手が出ず見逃し三振で先制ならず。7回表は先頭2番森が詰まりながらレフト前、3番太田がストレートをライト前に運び、4番西川が送って1死2・3塁と逆転のチャンスを作る。しかし5番紅林が初球ストレートを捕らえそこねて浅いセンターフライ、6番代打杉本は振り遅れの空振り三振でチャンスを活かせず。

 

 継投ももたついて噛み合わず。7回裏2番手井口が登板。2島で順調に取るも1番源田にセンター前ヒット、2番代打鈴木にフォアボールを与える。3番手富山に継投し、3番西川をどうにかショートゴロに抑えるが、反撃ムードに繋がらず。そのまま富山は8回裏続投も、先頭4番山村をセカンドへの内野安打で出塁させる。5番野村大の送りバントは失敗に終わるも、6番栗山にストレートを左中間に運ばれタイムリーツーベースとなって勝負あり。さらに7番蛭間にデッドボールなど2死2・3塁から、9番炭谷にセンター前タイムリーヒットを浴びるおまけ付き。最後まで点が取れず、菅井にプロ初勝利を献上・・・。

 

 菅井の投球は例えるなら先発性能のある山田といったところか。インコースに腰が引ける左打者はスライダーに全く合わずレフト方向への弱い当たりが続き、オープンに構える右打者はストレートに押し込まれポップフライ、または変化球が読めずに見逃しであった。左打者で対応できるのは森くらい。右打者もコンパクトに構えないと対応できない感じであった。西川の送りバントはタイミングが合わないので仕方ないにしても、代打杉本もコンパクトさがないために対応できなかった。8回裏、元の代打に不振の福田を送るのも疑問手。出場機会に恵まれない元に賭けても良かったであろう。また、左打者が続くところで富山が登板したが、明らかに左打者に対しては苦しい内容であったのは、今後の起用も厳しいか。

 明日は田嶋が先発。久しぶりライオンズ戦登板の、前回のような投球ができるか。

 

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