Ｍ １－５ Ｂ
勝）齋藤 ２勝１敗
本）西川 ４号２ラン
連敗の汚名を返上する活躍！
先発齋藤、初回は悪い癖が出る。先頭髙部にフォアボール、２番小川にはストレートをセンター前ヒット、３番藤岡にはフォアボールと早くも無死満塁。打席には昨日先制ホームランの４番ソト。ここからストレート勝負を仕掛け、センターへの犠牲フライに抑える。１失点してさらに１死１・３塁とピンチが続いたが、５番ポランコをストレートでキャッチャーファウルフライ。６番佐藤にはフォアボールで満塁とするも、７番岡をストレートでファーストファウルフライに抑え、この回１失点で切り抜ける。２回以降はそのストレート中心の投球で立ち直り。特に高めのストレートに、マリーンズ各打者は振り遅れ、または平凡なフライに打ち取られる。初回３４球投じるも５回まで続投し、８８球２安打３四球３奪三振で降板。トト全顔を出す四球癖の修正がまだ必要。
打線は好調の上位打線が結果を出す。マリーンズ先発田中晴に対し、２回まではフォークに対応できず三者凡退も、０－１で迎えた３回表、２死１塁から１番大里がストレートを引っ張り、一塁線を破るタイムリースリーベースヒットで同点に追い付く。続く４回表は、先頭３番森がフォアボールを選ぶと、続く４番西川がフォークを捕らえ、打った瞬間わかるライトへの２ランホームランで勝ち越しに成功する。更に５回表は、２死から１番大里がレフト線へツーベースヒットで出塁すると、２番太田が同じくストレートを右中間へタイムリーツーベースで追加点。７回表は３番手コルデロから２死２塁とすると、２番太田が三塁線を破るタイムリーツーベースと効果的に追加点を挙げる。
６回以降のリリーフは盤石。６回裏は２番手に鈴木、６回裏を３人で片付けると７回裏も続投、内野安打と２つの内野ゴロで２死３塁としたところで３番手山田に継投。山田が９番藤原を得意のスライダーで空振り三振に取り反撃を許さず。山高８回裏も続投し、２死１塁で４番ソトを迎えたところで４番手吉田に継投。吉田がソトヲライトフライに打ち取る。９回裏は５番手ペルドモが１安打を許すも後続を断ち、連敗を止める。
これまで１番を担ってきた福田が打撃不振に陥る中、大里が１番としての適任ぶりを発揮。まだまだな部分も多いが選球眼よく、カットも出来ている。そして今日は初の３安打に初盗塁。２番太田との組み合わせでしばらくは起用を続けたい。また西川が決勝のホームラン。大里と同様連敗の責任があったが、即座に結果を出してカード３連敗を阻止できた。今日は７番ＤＨとしてトーマスが初出場。結果には繋がらなかったが、いい当たりが多かった。打線の切れ目を埋める存在を期待したい。
