Ｅ １－４ Ｂ
勝）曽谷 ５勝３敗
Ｓ）マチャド ２勝２敗１２Ｓ
本）杉本 ３号３ラン
さらなる課題がこなせず、悔しい思いが強くする！
打線は相変わらず序盤は様子見。イーグルス先発内のコントロールされたストレートと高さの程よいスプリットの前に４回まで無安打前に終わる。それでも０－１で迎えた５回表、１死から６番西川がチーム初ヒットとなるピッチャー強襲ヒットで出塁すると、続く７番セデーニョがセンター前ヒットで１・３塁。８番杉本、スプリットの連投の前に連続空振りで追い込まれるが、３球勝負で甘く入ったスプリットに泳ぎながらバットに当てると、レフトスタンドに飛び込む３ランホームランとなり逆転に成功する。さらに６回表、１死２塁から６番西川のレフトフライをレフト阿部が落球して２・３塁とすると、７番セデーニョがセンター前タイムリーヒットで１点を追加。
先発曽谷、いい当たり多くほぼ毎回ランナーを出しながらも粘りの投球。２回裏、１死から５番浅村に三塁線を破られるツーベース、６番阿部にセンター前ヒットで１・３塁とされると、続く７番フランコにライトへ犠牲フライで１点を先制される。そのまま迎えた４回裏、１死から５番浅村がレフト前ヒット、２死から７番フランコに初めてのフォアボールで１・２塁とすると、８番太田がセンターへ軽打。これをセンター福田がダイビングキャッチを見せ，失点を防ぐ。
曽谷は６回まで８９球。これまではここで交代のタイミングも、７回裏も続投。この回は２三振含む三者凡退と最後の力で抑える。ベンチはさらに８回な登板も指示。試練を与えられるも流石に厳しく、１番小郷、２番村松に連続フォアボールを与えたところで降板。７回０／３を１１２球６安打3四球７奪三振と好結果。
後を受けた２番手は古田島。同点まであり得るシチュエーションも、３番辰己を高めストレートて浅いライトフライ、４番鈴木大は真ん中ストレートで押し込みショートフライ。５番浅村には初球の甘いカットボールを見逃してくれたのが効いて、やや厳しめのカットボールでレフトフライに打ち取り役目を果たす。最終回はマチャド、先頭代打中島なイレギュラーバウンドしたライトへのツーベースを許すも後続を絶って青森県でのチーム初勝利となった。
打線では杉本。最初２球の空振りでは打つ気配が感じられなかったが、三振のリスクを顧みないスイングが好結果に繋がった。過程にはまだ課題あるも、巻き返しなるか注目したい。できれば４回逆転後の２死１・３塁、８回表の無死１・３塁でもう一押ししたかったところ。守備では福田、離脱中は外野守備が綻びていただけに、やっと守備体型も安定しそうである。
そして曽谷、８０球の壁を超え、１００球の壁もクリア。８回までという課題が未達も十分役割を果たした。それでもベンチで悔しそうな表情をするのを見るにまだまだ伸び代を感じるのである。
