Ｂ ４－１ Ｌ
勝）カスティーヨ ２勝３敗
Ｓ）マチャド ２勝２敗９Ｓ
本）セデーニョ ８号ソロ
初回から手抜きなしの自分の投球！
打線は、ライオンズ先発髙橋光成の投球の不安定さにつけ込む。２回裏１死から６番森、７番セデーニョ連続フォアボール、８番宗が肩にデッドボールを受けて満塁とすると、９番杉本が外寄りのカットボールを泳ぎ気味に打ち上げてセンターへの犠牲フライで１点を先制。３回裏は先頭２番西野、３番太田が連続フォアボール。４番西川がセカンドゴロも併殺崩れで１死１・３塁とすると、５番紅林がセンターへ犠牲フライで１点追加。４回裏は２番手中村祐から先頭７番セデーニョがアウトハイストレートを捕らえ、久しぶりのホームランで１点を追加。５回裏は３番手ボー・タカハシから先頭２番西野のライト前ヒットをライト岸が後逸して無死３塁とすると、続く３番太田がライトへ犠牲フライでもう１点と効率的に点を重ねる。
先発カスティーヨ、課題であった序盤の失点を克服。丁寧に自身の得意な変化球を織り交ぜて、早いカウントで打たせて取るゴロアウトでライオンズ打線を抑える。６回までピンチらしいピンチを迎えること無く安定の投球。７回表に２死２塁から７番児玉にインコースをうまく裁かれてレフト線へのタイムリーツーベースで１点を失うが後続をしっかり抑える。７回９５球４安打１四球５奪三振の内容と、完投ペースではあったが、ベンチの事情もあってか降板。久しぶりの勝利をベンチで待つ。
８回表は２番手で山田が登板。２者を打ち取ったがここでベンチが動き、３番手に古田島が上がる。代打山野辺をあっさりピッチャーゴロに抑え、プロ野球新記録である２２試合連続無失点記録を達成。最終回はマチャド、先頭３番栗山にフォアボールを出し心配されるも、４番岸を三球三振、５番途中出場の中村剛をサードゴロ併殺打に取り、どうにかこのカード勝ち越す。
カスティーヨについては、しっかり試合を作る投球ができるので、リリーフ陣の負担軽減につながっている。ただ、今日はチーム事情（明らかに古田島の記録達成）もあり、早めの降板であったが、来週のローテーションをキープするために調子を維持してほしいところ。古田島の記録達成は、打者１人のみで達成させたのはやや物足りなさがあったが、次回ホークス戦でしっかり１イニングを投げきって新記録達成を祝いたい。一方心配なのは茶野。打撃の調子が一気に崩れている。センターの守備負担が大きいのが原因かも知れない。福田または中川が復帰するまでもう少し踏ん張ってほしいところ。
