【7/7のオリックス】オリ姫の願いに椋いる! | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

7月7日(木)
 対ライオンズ15回戦(京セラ)

 B 6−2 L

 勝) 椋木 1勝
 
 動じない投球が、初勝利を呼び込む!
 
 プロ初登板となった先発椋木、低いフォームから球威ある球を投げ、ライオンズ打線を翻弄。初回先頭川越を打ち損じのキャッチャーゴロに抑え、続く源田から初奪三振。森には球が浮いて初与四球となるも、続く4番山川には1-2から高めから落ちるフォークで見逃し三振に取る。2回表は1死から6番外崎に初安打を許し、8番平沼にフォアボールを与えて2死1・2塁、さらに続く愛斗の場面でフォークがワイルドピッチとなり2・3塁と先制のピンチを迎えるも、愛斗を150kmのストレートで空振り三振に斬って取る。3回表も森にヒットは許すが続く山川をフォークで空振り三振。4回以降は3イニング連続で三者凡退に取って6回終了で降板。94球2安打2四球7奪三振無失点と堂々のデビューを飾る。
 
 打線は1番福田・2番宗を休養とし、野口・中川圭で構成。初回早速野口が、今季初登板のライオンズ先発今井からセンターへツーベースを放ち出塁。その後2つのフォアボールで2死満塁と一気に先制のチャンスが膨らむも、6番杉本がストレートを打ち損じてファーストファウルフライとなり絶好機を逃す。その後もフォアボールでランナーを出すも後続を断たれ、椋木の力投に応えられず。
 しかし力投に応えたい打線は、椋木降板直後の6回裏に奮起。先頭3番安達がセンター前にクリーンヒットで出塁すると、1死から5番マッカーシーが今日3つ目のフォアボールを選んで1・2塁。続く杉本、外角ストレートを逆らわず流し打ちし、打球は1塁線を破るタイムリーツーベースで先制、椋木に勝ち投手の権利を与える。さらに2・3塁から7番T-岡田、前進守備のセカンド正面のゴロとなるも、セカンド外崎がファンブルしたうえホーム送球が間に合わずフィルダースチョイスで加点。さらに1・3塁で8番紅林がチェンジアップを掬い上げてレフトへの犠牲フライ。この回3点先制に成功。続く7回裏、2番手ボー・タカハシから先頭野口がフォアボールを選ぶ。続く中川圭の送りバントはキャッチャー前の失敗バントも、キャッチャー森が2塁に高く逸れる悪送球。1死後吉田正がデッドボールを受けて満塁となると、続くマッカーシーの場面でカーブがワイルドピッチとなり1点追加。マッカーシー空振り三振で2死となるも、杉本が三遊間を破る2点タイムリーヒットでこの回3点追加。有利な展開となる。
 
 リリーフは勝ちパターンを温存する。7回表は黒木が三人で抑えるが、8回表ビドルが乱調。先頭平沼にデッドボールを与えると、続く愛斗にフルカウントから高めツーシームをレフトスタンドに運ばれる2ランホームランで、反撃の狼煙を上げられる。さらに2番源田にフォアボールを与え、急遽張奕が登板。一年前の七夕の悲劇の再現が危惧されたが、3番森、5番中村を抑えて追加点を許さず。最終回は本田が登板、先頭外崎に初球攻撃のヒットを許すも、後続を断ち、カード三連敗を免れた。
 
 椋木のやや変則的なフォームから繰り出されるストレートやフォークなど変化球が、一軍マウンドで通用することが判明したことは今後のローテーション再編成の上で大きなアドバンテージになりそう。しかし春先に一度ケガをしているだけに大事に回していきたいところ。また打線がチャンスメークの1・2番含め大きく見直しの場面に入った。先日杉本を1番に据えて効果が出始めたのもあり、大胆な打線改造を進めていきそうである。ナカジマジックの腕の見せ所である。

 

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