こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。


梅雨入りしてからというもの湿度の高い日が続いており、そのせいか、さほどの気温でもないのに、すごく暑く感じますね!


朝起きて外に出ると夏休み(ないのですが…)の匂いがします。50年近く経過してもなお、幼少期の感覚は体のどこか、記憶とも言えない、細胞に刻まれたようなかんじでなつかしいです。


夏休みの匂い(どんな匂いかはきっと人それぞれだと思います)と、海の匂いは大好きです✨


もうすぐ子どもたちの夏休みが始まります。

日本ではバカンスという習慣がないので、夏休みというのはこどもや学生のものであって、親は仕事にこどもの世話にと、余計に忙しくなる時期です。


バカンスといえばフランスですが、2週間以上の長期休暇を取るのがどうも義務付けられているようです。というか、雇用主に労働者にバカンスを取らせる義務が課せられているのですが、フランスの人たちを見ていると、まるで義務のようにも思えます(笑)


フランスがこのようなバカンス大国になったのは1936年(昭和10年ごろ、日本では戦争に向かってまっしぐらのときですね)、フランス初の社会主義政権によって長期休暇制度が導入されたそうです。しかし、労働者は長期休暇を取ることに対して、休暇明けに仕事を失うのではないか、長く仕事を休むよりも働いていたほうが気楽だ、といった声があったそうです。今の日本人と同じですね。


日本人の場合、長期休暇を取ることへの不安は、後で仕事がたまって大変とか、自分がいなくては他の人に迷惑をかけるとかがあると思います。


フランスの労働時間は1日7時間、5日間の35時間。残業は効率が悪いため、よほどのことがない限りしないとのこと。


こういった時間制限は実は仕事をやるうえでけっこう厳しい条件です。残業で間に合わせればいいというぬけ道がないのです。


建設関係の本を読んでいたら、日米の建設現場で働いたことのある人の話がのっていて、日本はとにかく時間にルーズということでした(笑)


工期は最終的には間に合わせるのだけど、途中の細かい工期というものがとてもアバウトで、みんなどこかでオーバーワークで間に合わせればいいみたいな感じだとか。


アメリカは全然そうではなく、この日に始まるといったら絶対始まるため、自分の工期もスケジュール通りに進み、計画が立てやすいとのことでした。現場監督がめちゃくちゃ厳しいそうです。日本は…しっかりしているようで、していないらしいです(笑)


日本は過労死(KAROSHIでそのまま通用します)大国ですが、仕事に対する甘い姿勢(残業で間に合わせればいい)が大きく影響していると思います。


これは家庭で家事育児その他を担っている女性にも言えることです。日本女性の睡眠時間は世界ワースト1です。どこかで、自分がやればいいという考えがあるのだと思います。


お母さんがいなくても家庭はなんとなく回ります。

あなたがいなくても会社は潰れません。倒産してもそれはあなたのせいではありません。

フランス人ほどではないにしても、少し休暇を取ってみましょう😊