こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの(明正明美(みょうしょうあけみ)です。
2月最後の今日は石川・富山とってもいいお天気です。
雪もずいぶんとけて春の気配がしています。
なんだか慌ただしい気分です。
日本では3月はちょっと感傷的な季節です。
年度替わりですので卒業式とか引っ越しとか異動とかが多いのですね。
4月になると感傷的な雰囲気は一掃されて3月に輪をかけてただただ慌ただしくなりますので、切り替えがうまくできない人は5月6月あたりに心や体に不調をきたすのです。
私は昔からみんなが感傷的になるこの季節特有の雰囲気が苦手でした。
空気を読むとか、人に合わせるとか、忖度するとかが苦手というのもありますが、ただ単に感傷的になれないので、合わせるのも面倒くさくて、人からは冷淡とか変わり者とか言われて鬱陶しいだけですが…
(小6の娘は毎日のように感傷的なことを言う、自分にとっては困ったちゃんです)
でも年度が替わるというのはちょっとした魔力があるようなかんじがします。
もしかして、ひょっとして何かが変わるかも?と、根拠もなく思ってしまうのです。
おかしなものです。
もちろん年度が替わったからといって、それだけで「何か」(少なくとも自分が期待しているようなこと)が変わるわけがありません。
四季があると、季節の変わり目、特に年度替わりと重なっている今のような季節はとっても慌ただしいのです。感傷的なのと慌ただしいのがいっしょになると心が疲れます。不調をきたすのもわかります。
外国にルーツのあるハーフの女性が、日本は四季があるのでいいけど、自分には四季があることで季節に準じた行事や決まりごとに追われているようで慌ただしく感じると話しているのを聞いたことがあります。
その方はフィリピンのセブ島で幼少期を過ごされたとかで、そこでの生活は、やばいんじゃないかと思うくらいのんびりしていたそうです(笑)
日本は四季があるから豊かな情緒が育まれる、というのは間違ってはいないと思いますが、でもだからって、四季のない国、常夏や年中極寒や雨季と乾季しかないところの人の情緒が豊かじゃないってのはやはり違うと思うのです。
セブ島育ちの女性のいう四季の行事やルールに追われる慌ただしさを実は私は小さいころから感じていました。
でも四季を愛でる人はいても貶したり、そのデメリットを指摘する人はいなかったので、それが四季に由来するとは思いませんでした。
1年じゅう青空ってどんなだろう?
1年じゅう雪に覆われているってどんなだろう?
雨季の後の乾季ってどんなかんじ?
乾季の後の雨季はうれしいものだろうか?
これからはじまる怒涛の感傷の嵐を前にそんな空想を楽しんでいます。
さて、明日から3月です。
がんばって乗り切るのもいいですが、静かにやりすごすのも悪くないですよ。