仕事の話でもあったが、後半は他愛もない話で。
残念ながらお話頂いた件はスケジュールの関係で見送ることとなったが、商業舞台でがっつり仕事されてる末満さんの手札の中にまだ自分が組み込まれていることが何より嬉しかった。
僕が劇団を辞めた後の最初の舞台が『TRUMP』の初演であり、あれがきっかけとなり、末満さんの作品を初めとして、様々な作品に携わるきっかけを作って頂いたことに間違いはない。
いわゆる恩人と言う訳だ。
それからいくつかの作品に呼んで頂いたが、まだこちらが頂くばかりで、きちんとした恩返しが出来ていない。
僕は芝居しか能の無い漢なので、芝居でしか恩返し出来ないのですよ。
次の機会には必ず、返したい。
一つでも二つでも。必ず。
今回のお話は、僕が受けれない代わりに、僕が紹介した仲間達が叶えてくれることだろう。
僕はまず、自分の仕事を全うする。
それは末満さんだけじゃない、僕にとっての全ての恩人達への恩返しに繋がるのだ。