〈前回までのあらすじ〉
ゾフィーによって、完膚なきまでに叩きのめされた、Yゾフィー。
そして、Yゾフィーを逃がすまいと、幾重にも張り巡らされた包囲網。
果たして、Yゾフィーの運命は?
ゾフィー「ヘアーッ!」
ズガアッ!
Yゾフィー「せいゆうの、こまつはるかさん、けっこんおめでとうっ!」←これ本当のニュース
死闘、二時間四十一分五十三秒・・・ついに、勝負は決着を迎えた。
ゾフィー「ハア、ハア、ハア・・・さすがは私だけの事はある、中々に手強い相手だった」
ウルトラマン「やったな、ゾフィー兄さん」
ジャック「見事な勝利だったぜ、兄貴」
ゾフィー「二人ともありがとう、だが、まだやるべき事が」
ソロ~リ
Yゾフィー「抜き足、差し足、忍び足っと・・・早いとこずらからないとな」
ウルトラマン「何をしている」
ジャック「まさか、逃げるつもりじゃねえよな、クソ兄貴」
Yゾフィー「・・・」
Yゾフィー「さらばだ、弟達よ」
ダッ!
ウルトラマン「そうはさせるか!」
ジャック「何が「さらばだ、弟達よ」だ!往生際がわりいな、てめえは!!」
Yゾフィー「浄化なんぞ、されてたまるか、俺様はこれからも変態行為を続けさせてもらうぞ!ハーハハハ!!」
ウルトラマン・ジャック「待て!」
その後・・・ウルトラマン達は、Yゾフィーを追跡するも、まんまと逃げられてしまう。
Yゾフィーを捕らえる為、捜索隊が編成され、大規模な捜索活動が始められた。
しまむー「Yゾフィーさん、どこですか~?今出てくれば、三秒で楽にしてあげますよ~♪」
メテオ「そっちはどうだった?」
ゼロノス「こっちにはいねえ、見つけたらぶった斬ってやろうと思って、即応体制で捜してたんだが」
エグゼイド「お二人とも、どうでした?」
ゼロノス「こっちはさっぱりだ」
メテオ「その口振りだと、お前の方もダメだったみたいだな」
エグゼイド「はい、本当に何処へ消えちゃったんでしょうね」
ゼロノス「もし、ヤッスン家に逃げ込んだのなら、オーナーからヤッスン家に討伐依頼を出してもらわないとな」
その頃、ウルトラマン達の追跡をかわしたYゾフィーは、変態同盟のメンバー、ウルトラマンジードに助けられていた。
ジード「ゾフィーの兄貴、大丈夫ですかい?」
Yゾフィー「痛てて・・・もう一人の俺様め、ノー手加減で来やがって」
ジード「兄貴はしばらく、ここで休んでいて下さい、俺はちょっとヤボ用があるんで」
Yゾフィー「すまん・・・で、ヤボ用ってのは、何だ?」
ジード「なに、大した事じゃありませんよ、偽情報を流して捜索隊を混乱させるのと、何か兄貴の腹に入れる物を買ってきます」
Yゾフィー「恩に着るぞ、ジード」
ジード「良いって事ですよ、俺と兄貴の仲じゃないですか」
ニヤリ
それから数分後
しまむー「Yゾフィーさん、見~つけた♪」
花陽「うぴょおおお・・・覚悟するうぴょっ」
Yゾフィー「な、何故だ、何故に俺様の居場所が判ったんだ」
ジード「俺がこいつらに、情報を流したのさ、兄貴がここにいるってね」
Yゾフィー「ジード、お前、俺様を裏切ったのか!」
ジード「先に裏切ったのは、兄貴の方でしょう?この間、花丸とかいうお嬢ちゃんに、俺がボコられてる隙に、自分だけさっさと逃げ出して」
Yゾフィー「あ、あれは誤解だ、あの時はだな、助けを呼びに行こうと」
ジード「それが事実だとしても、あんたは俺を裏切った、その報いは受けてもらわないとな、花陽先生、しまむー先生、やっちゃって下さい!」
しまむー「腕が鳴りますね~♪」
花陽「ゾフィーさんとの約束を破る様な輩は、成敗うぴょっ!」
Yゾフィー「シェーッ!ミーの命も、風前の灯ザンス!!」
この後、Yゾフィーは花陽としまむー、そして連絡を受け、駆けつけたYゾフィー捜索隊によってフルボッコにされ、ヤッスン家へと着払いで送られたのであった。
では!