明かされる真実 | 部屋とYシャツとドルフィードリーム+(プラス)

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ボークスのドルフィードリームを中心に、色々な事をつぶやいたり、つぶやかなかったりする適当なブログですw

一度だけでも、覗いて頂ければ幸いです。
ドールブログと言いながら、最近は他の話題も取り上げたりしますけどね(笑)。

〈前回までのあらすじ〉

穂乃果と花陽の戦いは、穂乃果の勝利に終わった。

しかし、二人の戦いを見ていた希は、穂乃果の辛勝とも言える戦い方に、違和感をおぼえていた。
希「う~ん、なんぼ考えても穂乃果ちゃんが、固有スキルを使わへんかった理由が見えてけえへんな・・・」

hiccory「お、どうした希?何か考え事か?」

希「オーナーはん」
hiccory「何か悩み事か?良ければ、話くらいは聞いてやるぜ?」

希「え、え~と・・・(ちょ、オーナーはん、近い!近いて!!)」

希「あ、あんな?さっき穂乃果ちゃんと花陽ちゃんの試合を見てたんやけど、穂乃果ちゃんが固有スキル使わへんかったんは、何でやろなって思ってたんよ」

hiccory「・・・そいつに気づいちまったか」

希「え?オーナーはん、何か知ってるん?」
hiccory「穂乃果はな、固有スキルを「使わなかった」んじゃねえ、「使えなかった」んだよ」

希「それって、どういう事なん?」

hiccory「穂乃果はな、固有スキルを持ってねえんだ」

希「嘘やん!スキルも無しにラブライブに出場して、優勝を勝ち取ってしもたん?」

hiccory「ま、そういうこった」
hiccory「穂乃果はな、自分だけが固有スキルを持たない事で、お前らに余計な心配を掛けたくなかったんだよ・・・だから、お前らにはその事を内緒にして、自分の技術と直感力だけで並みいる強豪達と戦ってきた。全ては、音ノ木坂を廃校から救いたいって思いだけでな」

希「穂乃果ちゃん・・・何で、ウチらにそんな大事な事、相談してくれへんかったん・・・ウチらは、そんなに信用できへんの・・・グスッ」

hiccory「・・・」

希「ううっ・・・うっ」

hiccory「希、そのままで良いから、俺の話を聞け」
hiccory「穂乃果は、お前らの事を誰よりも大切に思ってる・・・だからこそ、余計な負荷を掛けたくなかった」

「自分だけがスキル持ちじゃ無い事を皆が知ったら、自分の為に皆が無理をする・・・あいつはそんな事をさせたくなかった、それだけだ」
hiccory「穂乃果がお前らを信用してねえ、なんて事はあり得ねえよ、お前らの事を大切に思うからこそ、言えなかったんだと俺は思う」

希「・・・」

hiccory「穂乃果を信じてやってくれ、頼む」

希「ごめんオーナーはん、ウチちょっと頭冷やしてくるわ・・・」

穂乃果に固有スキルが無い事を知ってしまった希。

自分達に事情を話してくれなかった、穂乃果に対する希の思いは?

次回へ続く