輪郭後のピン除去!!

 

 

 

ピンについて考えてみると

体に異物(固定ピン)が残るのは嫌だし

レントゲンやCT、MRIなどの

映像検査が必要な時に映るのも嫌だし…

 

 

でも

ピン除去する時の全身麻酔(あるいは睡眠麻酔)の心配や

ピン除去後の副作用、たるみなどの心配で

ピン除去をするかどうか悩んでいる方が

たくさんいらっしゃると思います。

 

 

ここで

前回の溶けるピンで固定するとどんな影響が!?

に引き続き

 

 

ピン除去…必ずしなければならないのか⁉

ピン除去後の副作用は⁇

についてまとめてみました飛び出すハート

 

 

 

 

ピン除去は可能ですか?

 

 

もちろん可能です。

顔の骨も腕や足の骨が折れてしまった時のように

ボルトを入れてギブスをして

骨が完全にくっついたらギブスもボルトも外し、抜きますよね。

 

顔の骨も同じだと思ってください。

 

金属ピンやプレートは離れている骨をくっつけるために入れるものなので

骨が丈夫にくっついていることが確認できれば除去しても大丈夫です!

 

 

 

 

なぜピン除去をしますか?

 

 

一番目の理由は・・・

ピンが恥ずかしいという理由で除去する方が多いです。

 

 

特に歯医者などでレントゲンや脳MRIなどを撮る時に

顔にピンがあることを想像したら恥ずかしくて

ピン除去をする人が一番多いです。

 

 

その他理由は…

①ピンに触れる場合

②アレルギーがある場合

③自分の体にピンが入っていることが嫌な場合

④CTもしくはMRIのために除去する場合

 

 

 

 

 

ピン除去をすると
骨が折れませんか?

 

ピン除去を考えている方は

このような心配をされていると思います。

 

 

実際にたくさんの方が気になる内容です。

 

 

結論から言うと!

ピン除去後も問題がないことを確認してから除去します!

 

 

もし、不安な部分が見られた場合には

除去しませんのでご安心ください。

 

 

特に不癒合が多い頬骨を基準に考えてみると

45度頬骨は8㎜~1㎝、横頬骨は4~5㎜くらい

くっついても十分強い力に耐えられます。

 

 

なぜなら骨自体も丈夫に固定されて

折れた骨が再度くっつくと

元の骨よりもっと丈夫に固くなるからです。

 

 

そして

骨周辺の繊維組織も丈夫に

骨を支えているので

ある程度の量の骨がくっついていれば

ピン除去をするとして骨が

再度折れたりずれたりすることは心配する必要がありません。

 

 

ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

もちろんピンで多めに固定したとしても

CT撮影をして骨の間に隙間が見えていたり

骨がしっかりくっついていないことが確認されると

ピン除去はできません

 

 

このようなケースは

6ヵ月~1年くらいで少しずつ骨が厚くなるので

経過を見ながらピン除去可能な時期を計画した方がいいです。

 

 

 

 

 

ピン除去はいつ可能ですか?

 

顎先の場合

骨が厚いので5~6ヵ月であればしっかりくっつきます。

 

 

ほとんどの場合1年を目安にします。

(特に頬骨の場合には骨が弱くて薄いので1年間様子を見た方がいいです)

 

 

また、2~3年経つとピン除去ができなくなるのではないかと

心配される方がいます。

 

 

~結論~

ピンは10~20年経っても除去可能です!

(除去する時、キム院長がちょっと大変ですけど…任せてください!)

 

 

 

 

 

時間が経つとピンが
骨に埋もれて
除去できなくなりますか?

 

 

ピンへの抵抗や不安感は人によって考え方が違いますが

自然現象だと思っていただければいいと思います。

 

 

例えば…

外に物を置くと雨や風のせいで土がつきますね

それと同じだと思ってください。

 

 

また部位によっても埋もれる程度も違います。

 

 

●ピンが埋もれやすい部位

横頬骨、顎先

●ピンが埋もれにくい部位

45度頬骨、顎先の横(両顎を受けた場合)

 

 

この程度は【筋肉の動き】と関係しています。

 

 

 

45度頬骨の場合

時間が経ってもピンがあまり埋もれないですが…

 

顎先の場合

2年程度でピンがだいぶ埋まってしまいます。

 

 

 

埋まっているピンをどのように除去するかとすると

ピンを覆っている骨や組織を掘らなければなりません。

 

 

 

その後に十字ドライバーを使ってピンを外します。

(顎先のピン除去だけで30分以上かかります...!)

 

 

 

まるでエジプトの考古学などを発掘する感じ?なので

心配しないでください。

 

 

 

 

 

他院での両顎手術の
ピン除去もできますか?

 

可能です!

 

 

なぜなら…

昔には歯医者や口腔外科で手術を受けた方たちは

ピンの上部分が四角いピンを使っていました。

 

 

 

このようなピンは外せるドライバーがないので出来なかったんですね。

(もちろんブラウンでは保有しています!)

 

 

最近ではほとんど(95%以上)が

ピンの上部分が十字のピンを使っています。

 

 

ピン自体の形には違いがあるかもしれないですが

上部分が十字なので共通されたドライバーを使えるようになりましたね。

 

 

なので!

他院で手術をしても

使えるドライバーが同じなので全て除去できると思ってください。

 

 

再手術を考えている方は

ピン除去してからくる必要はありません。

 

 

※たまに両顎の経験がある方の中で

ピン除去しなければならないと思い込んでいて

口腔外科で手術したピンは美容整形外科では除去できないと

説明を受けて除去してからご来院される方もいます。

 

 

そうすると…

 

 

両顎手術後にピン除去をして再手術をすると

両顎手術 1回

両顎ピン除去 2回目

他院で骨切りの再手術 3回目

その再手術のピン除去 4回目

になってしまうので…大変だと思います。

 

 

なので3回で終わらせられることを

わざわざ4回かけてするより

再手術を考えている方は

そのまま来てください!

両顎のピン除去をしてから手術を受けに来なくても大丈夫です!

 

 

 

 

 

ピンは一生除去しなくても
大丈夫ですか?

 

全般的な内容を振り返ってみると

“安全だよ“という話ですね!

 

 

結論としては

除去しなくても大丈夫です。

もちろん除去しない方も多いです。

 

 

ピン除去をしなくても大丈夫な理由は

体の中で炎症、抗体、感染などの反応を起こさない材料で

作られているので大丈夫です。

 

 

 

 

理解しやすく説明すると

インプラント=固定ピン

と認識していただけると良いと思います。

 

 

インプラントは簡単に言うと

今後ずっと自分の歯のように使うためのものですよね。

 

 

その材料が「チタン」です。

 

 

なので長い間放っておいても支障はありません!

 

 

特にわずかなアレルギー反応などがなければ

そのまま放っておいても全く問題ありません。

 

 

 

 

 

ピン除去は同じ
切開口からしますか?

 

ピン除去も切開しなければならないというと

嫌がる方もいらっしゃいますが、

他の方法がないので

仕方がなくピン除去も同じ切開口で行われています。

 

 

ですが!!

手術時よりも切開口の大きさを小さくします。

(約2~30%小さく切開)

 

 

さらに顎先は1.5㎝~2㎝くらいの小さい切開でできます。

 

 

結論としては…

結局切開は必要で抜糸も必要です。。。

 

 

 

 

 

ピン除去後のダウンタイムが
気になります

 

ダウンタイムはほぼありません!

 

 

もちろん切開もして一部は剥離しますが

手術のように骨を動かす手術ではなく

骨の上にあるピンを除去するだけなので

骨が切れたり、動いたり、筋肉の変化が起きたりすることは全くありません。

 

 

つまり

ピン以外には変化がない!

 

 

 

 

手術後、包帯や圧迫バンド(フェイスバンド)もなく

普通に退院する方も多いです。

 

 

切開して縫合する過程があるだけで

ピン除去後、すぐ日常生活(一般食可能、口開け可能など)

が可能なので

ダウンタイムは全くありません。

 

 

※ただし、頬骨の場合には

場合によってフェイスバンドの着用や

ある程度の硬い食べ物の制限が必要※

 

 

 

 

 

ピン除去後の
副作用はありますか?

 

結論としては

たるみません!

 

 

その理由は

✓剥離する範囲が狭い

✓維持靭帯を分離(剥離)しない

✓骨が小さくなったり移動しないので

たるみは出来ません。

 

 

実際にキム院長は数千人のピンを除去してきましたが

その中で一人もそのような方はいなかったそうです!

 

 

もちろん顎先のたるみとは関係ありませんが

頬骨のピンを除去してもたるみませんので

心配しなくても大丈夫です。

 

 

 

 

 

ピン除去の時に
起こり得る副作用は?

 

 

輪郭手術の時には様々な注意事項がありますが

ピン除去の時には2つだけ!です。

 

 

1.顎先と両顎(セットバック)の横部分

顎先と両顎の横部分のピン除去時は

特に支障はありません。

 

 

それ以外には…

 

 

2.頬骨

特に45度頬骨のピン除去時に

剥離やピン除去する過程で

神経が一時的に引っ張られる可能性があります。

 

 

まれに一時的に前頬骨の感覚が鈍くなる可能性がありますが

1~2ヶ月程度で良くなってきます。

 

 

また、耳の前(横頬骨)のピンを除去した時に

痛みや音、不快感を感じる方もいらっしゃいます。

 

 

このような症状以外には

長引く副作用や問題などはありません。

 

 

 

 

 

ピン除去をする人は
多いですか?

 

全体的にみると10人に2人くらいの割合です。

(今は少し増えて10人に4人くらいの割合)

 

 

なぜかは分かりませんが

5~10年前に比べて

徐々にピン除去の割合が増えています。

 

 

 

 

 

ピン除去する時
麻酔方法は何ですか?

 

全身麻酔と睡眠麻酔の中で

以前は睡眠麻酔で行われたとしたら

最近は全身麻酔で行われる傾向があります。

 

 

その理由は!?

 

 

口中から手術をするので

洗浄時などに水(もしくは血)が

少し気道に入ってしまう時があります。

 

 

その水が気道から肺に入ってしまうと

手術中にむせて動いてしまいますよね。

 

 

このようなことが起きると危険なので

なるべく全身麻酔がおすすめです!

 

 

もちろんピンを入れてからあまり時間が経っていない場合や

お客様が睡眠麻酔で手術を希望されている場合は

睡眠麻酔でも手術可能なので

キム院長と相談して決めていただければと思います。

 

 

 

 

 

ピン除去すると顔が
もっと小さくなりますか?

 

手術を受けた方の中でも

顔をもう少しでも小さくしたいという

未練が残っている方がいらっしゃいます。

 

 

ですが、骨はもう削れない状況ですね。

 

 

そうするとたまに

「ピン除去してもっと顔を小さくしたいです」と

言われて除去すると

実際にピンを除去することで

顔がある程度小さくなることもあります!

 

 

ピンもある程度厚みがあり

2つ合わせて約1~1.5mm程度になります。

 

 

頬骨の場合、何個か使用する場合には

2mm以上になる場合もあります。

 

 

そのピンがなくなればその分の体積が減りますよね。

 

 

特に!!

耳の前(横頬骨)のふくらみがなくなって

お顔が小さくなります!

 

 

45度頬骨の場合も

ピンの体積がなくなると膨らんだ部分も

確実に小さくなります。

 

 

 

 

 

 

 

耳の前(横頬骨)の場合、

骨と骨がくっつくことで少し段差ができますが

ピン除去しながらその部分の骨も滑らかに削ることができます。

 

 

耳の前が特に膨らんでいる方は

ピン除去しながらその部分の段差を削ると

さらに滑らかな輪郭になることができます。

(45度頬骨も同じ!)

 

 

その時には睡眠麻酔を希望されたとしても

必ず全身麻酔が必要です!

 

 

 

 

 

CTでピン除去の跡が
見えたりしませんか?

 

ピン除去すると小さい穴が数ヶ所できてしまいます。

 

 

その穴は時間が経てば100%埋まるので安心ください!

 

 

特に骨の切り目が見えない以上は

誰も分からないと思ってください。

 

 

形成外科や神経外科など

特に輪郭手術を取り扱っていない

一般の整形外科医も分かりません!

 

 

なのでピン除去した後は気楽に

嘘をついても大丈夫ですニヤリ

 

 

 

 

 

ピン除去した方が
いいですか?

 

個人的には…

ピン除去をおすすめします。

 

 

ピンの役割は骨同士をくっつけることなので

骨がくっついたら取るべきだと思います。

 

 

なぜなら…

歳を取ってMRIやCT撮影した時にピンが見えるのも恥ずかしくて…

火葬した時にピンだけ残るのも少し…はい…💦

 

 

なのでピン除去を検討している方はおすすめします!

 

 

 

 

さらに分かりやすい内容は

こちらの動画でご覧いただけます✨

 

 

 

 

 

 

 

 

【固定ピン①】輪郭の時、溶けるピンで固定するとどんな影響が⁉

 

 

 

 

 

動画内容を文章でまとめてみました✨

 

 

 

 

 

ひらめき電球当院のカウンセリング及び手術は

完全予約制になっておりますひらめき電球