間違っても「整備中」ではない。



同じ型のを使う方がいらっしゃるか

わかりませんが

まずは

注意喚起です。


Machine Knitting etc のサイトでは



トリセツのほかに

模様編みカードも入手できます。

本来なら

編み機の付属品として

ついてくるもののようです。



A4にカードを2枚印刷するかたちにして

裏表貼り合わせて

セリアのセルフラミネートを使えば

編み機のカードたてに立てて

見ながら操作できる

(ラミネートしなくても

スプレーのりで貼り合わせれば

厚紙レベルにかたくなるので

濡れなければ問題なく使えます)

と準備をすすめていましたが


303のパターンは数が足りません。

302のパターンを使うことをお勧めします。


303のパターンは全て含まれていますし

2色で編み込み模様にするときの

糸についての指示も

302だけにあります。


SILVER REEDの編み機は

・Singer

・Knitmaster

・Empisal

・Studio

の他のブランド名でも販売されてる

そうです。

そして

機種名は数字が同じなら同じようで

数字の前のアルファベットは

ブランドにより

異なる場合もあるようです。


このサイト「Machine Knitting etc」の

ロゴの左隣の三本線(メニュー)から


「SILVER REED」

 ↓

Punch Cards and Patterns」


を選び、

表示されるものから


Empisal Knitmaster Mod 302 Patterns」


を選んでダウンロード

(こちらのがオススメ)


または


「SILVER REED」

 ↓

「Patterns and Magagines」

 

を選んで表示されるものの中から


Knitmaster ES302 Knitting Machine 

Pattern Cards Set 1 - 4」


を選び、ダウンロード

(重複したものがありますが

印刷するときの紙の配置が2種類あるので

人によっては助かるかも)


のどちらでも

全部で48パターン

カードを手に入れられると思います。


ざっくりとした比較だから

違うかもしれないんだけどね。

実物は見てないし。



あと

無料で配布してくれるサイトの

運営資金となる広告は

頑張って踏まないようにね。






さてさて。


輸送中の衝撃で(?)

プラ部品がいくつか割れてしまった

ようですし

持ち手のプラスチックも

届いた後に割れてしまいました、

持ち手をつける金具も外れてしまっていて


この編み機を長く使うのは

むずかしいかもしれません。


ケースを別のものにするのも

むずかしそうです。


針押さえも

届いたときには

十分な高さがあったように思うんですが


何度か動かすうちに

へたってしまい、

とりだしてみると

つつくと崩れるレベルでボロボロでした。


外せる部品はすべて

ウ●マロスプレー+食器用洗剤M●gica

を薄めた液で

漬け置き洗いしました。

キャリッジもドプン、と水没させた。


いい気候なんで

よく乾きましたし

その後ミシン油を塗りましたから

問題ないと思います。


ただ本体の方はちとむずかしい。


以前の持ち主さんは

大事に手入れしながら

たくさん編まれたのでしょう、

短い毛糸が何本か出てきましたし

編み針をとりだせないくらいに

油で固まった繊維埃が

溝に詰まっていました。


その奥にも

わんさか詰まっている気配がする。

なんとかこの埃を

洗い流したい。


トリセツには

このような分解の仕方が載っています。



これを文字認識アプリ悩ませて

その後

翻訳アプリが訳した日本語がコチラ↓


    

3. 本体の分解

(1) パターンパネルに3つのダイヤルを固定している3本のネジを外します。

(3つのダイヤルとパターンパネルが本体ケースから分離します。)

(2)本体ケースの中央付近にある4本のネジのうち、2本のネジを外します。

ケースを外します。 他のネジは両端にある。 (上ケースは機械から取り外す)

(3) 機械を組み立てるには、各部品を逆の順序で交換する。

(193)。

 

4. 機械の保存

(1)機械はよく油を塗り、常に乾燥した場所に保管してください。

(2) しばらく使用していない場合は、使用前に余分な油を丁寧に拭き取ってください。

使用する前に、余分な油を拭き取ってください。 また、編み始めの前に、くず糸で布を一枚編んでおくとよい。

実際に縫い始める前に、糸くずで布地を拭き取ってください。

 



で、これを見ながら

パターンパネルを開けた画像がコチラ↓



小さなネジをなくさないよう

気をつけるよ💦

で、

バネがひとつ足りなかったんだよね。

なくても動いたんだけど

たぶん、必要な部品なんだよねぇ。




模様を編むためのカムは

プラスチックです。

で、ここで本体と模様パネルの両方が

ガッチリとケースに留められてます。


旦那さんが言うには


プラスチックが溶剤に溶けることを

研究されはじめたのが

1990年代からで、

ある程度研究が進んでからは

ABSなどの

溶けにくいプラスチックが

使われるようになった。

それ以前のプラスチックは

何に対して反応するかわからない。

プラスチックを劣化させる環境要因には

溶剤の使用というのは大きなものとして

あって

しかも当時から現場にいた自分にとっては

すぐに影響が見てとれないことも

経験上ハッキリしている、

交換できない古いプラ部品に

(プラスチックOKと表示されている

ものも含めて)

クリーナーやシリコーングリスを使うのは

リスク高めだと思う。


と言われました。



一度キレイにして

新しいグリスを置きたかったんですが

そこは諦めます。


で、ここにたまっていた

毛玉は掃除機で吸い取ったんですが

(それもけっこうな量やったんよ💦)



ここね。

たくさん細い穴が開いてる奥に

針が動く仕組みで、

そこに

どうも大量の毛玉があるみたいで

スポンジにひっかかってくれれば

出てくるし

そうすれば掃除機で吸い込めるのだけども

それでは

手入れとして全く足りない。


わたしは喘息持ちやからなぁ、

残念なことに誤魔化せんですよ。


繰り返しますが

模様編みカムとの噛み合わせが

ズレないように

ガッチリとケースに留めてあるし

どうやって

この中の埃を掻き出そうか。。


で、とりあえず一旦休憩することにして

このあと

この記事にある分解の仕方

試してみようと思います。

ちょうどこの位置にネジがあるからね。



YouTubeを見ると

外国の方が使う動画がほとんどで

日本ではあまり好まれなかったのかしら?

と思っていたのですが

なかなかどうして


派手に目をひく機能は省かれているものの

長くしっかりと役にたつ機種だったようで


なんだか非常に

いとおしい…(^^)

と思うんですよ。


なんとか使える状態になってほしい。


今回使った洗浄液は優秀で

これをつけて固く絞ったスポンジで拭いて

ベタベタはなくなったし

ここの埃をとって

錆びた針をチェックして交換すれば

使えるんじゃないかと思うんです。