昨年末に購入した工業用ミシンは

なかなか油が回った感じにならなくて


翌日には音と振動が戻っていて

でも

少しずつ軽くなっていて


針と押さえを外して

油を回すために踏むのを

繰り返していました。


が、


スピードをだすと

釜のあたりから

シャンシャンと鈴のような金属音が

聞こえるのがなおらず


また


針をつけると

どうやっても釜のタイミングが合わなくて


パニック状態で

ミシン工房に出張をお願いしました。


自分は何をやらかしたんだろう?
と罪悪感でいっぱいに。


心当たりと

ものごとの経過と

写真を送って

気になることも箇条書きにして


来ていただきました。


何が原因かは

わからなかったのですが


○折れた音がしたというが

大事なパーツは折れてる様子がない

○針の取り付けが浅かった

○釜の油をさす場所がわかってなかった


あとは

千鳥専用の工業用ミシンのボビンを

使っていたことや

(安くするために)

たくさん針跡ができてボコボコの針板を

磨いてつけていたのが擦れてのかも?

と交換していただきました。



針がちゃんと深くとりつけられたか

チェックする窓があるそうです。


埃がとれてなくてごめんよ💦


針を一番上まで上げたら隠れる位置です。

針がここまできていることを

確かめます。



釜の油をさす位置は



この斜線の位置。

役割としては「レール」になっていて

ここが全体的に擦れるそうです。



スプレーを使って

ここを目指してブシャッ!といってました。

これを向こう側と手前側と

両方向でさしてました。

つまり

けっこうな量をさす場所だったようです。



わたしは油切れを疑って

家庭用ミシンと同じように

ちまちまさしていました。

何度もさしたので

けっこうな量だったと思うんですが

目の前で「ブシャッ!やとやられたのを見て

あー、全然足りてなかったわ、と。


音は鳴らなくなりました。




この工業用ミシンと

足踏みミシンでは

布を送るときの押さえの様子に

かなりの違いがあります。


足踏みミシンは

押さえ圧はものすごくやさしくて

薄い布はとんでもなくキレイに送ってくれて

バイアス方向でもあまり伸びない、

ただし

何枚も重ねた布を

うまくは送れないです。


縫ったことはないけれど

台襟なんかは

バッグなどと同じく

「厚物」としてあつかわないと

いけないんじゃないか、

それでも

布によっては送りきれないんじゃないか

などと思ってます。


そして

ブラザーミシンの縫い心地は

足踏みミシンの素敵な特徴を

引き継いでいるのでは?と思ってます。


とりあえず

押さえの様子の違いを

頑張って動画にしたいと思ってます。


角度をあわせないと撮れないんだけど

その角度が

わたしもよくわかってないんだよねー。


こういうのは

旦那さんが得意だから

仲直りもかねて

協力できたらと

もくろんでおります。

…策士、策に溺れるかも?





おまけ



安藤ミシン商会で購入した

中厚地向けの

メモリつき針板をつけました。

(ステッチ定規は個人輸入です)


メモリがあるとないでは

縫いやすさがまったく違うよね。


ミシン工房がつけてくれたのは

厚物用で針穴が大きい、

もともと

厚物用として購入したので

そうなりましたが


JUKIの職業用お店で試させてもらった

縫い心地と比べると

安定感がまるで違う、

たぶん

服もこれでたくさん縫うと思う。



手芸用ではないけど

「かんし」も買ったよ!(個人輸入)



これ、開くの力がいるねぇ。


ピンセットでつまんでるつもりでも

気がついたら落としてることが多いから

使うの、楽しみ♪


にしし〜( ̄∀ ̄)b〜☆








形は同じに見えても

使えない機種があるから

かならず機種名を伝えて

相談してから買ってくださいね。



釜のレールにブシャッ!としたのは

このスプレー式ミシン油です。